国民的コンパクト車対決 FIT vs VITZの一騎打ち!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
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あきらめのなさは走りにも伺える。まずはエンジンだ。今回比べたフィットの『L』とヴィッツの『U』 は同じ1.3リッター直4。しかしバルブ駆動はヴィッツがDOHCでフィットがSOHCと、逆にここではトヨタががんばっているようだがそうじゃない。出力はフィットが100psなのに対し、ヴィッツは87ps。10・15モード燃費も共に効率のよいCVTを使っていながら、フィットがリッター21.5kmのところをヴィッツは19・6km。それだけですべてを推し量ることはできないが、結構スペックが違うのだ。
実際のフィーリングもまたそれに準ずる。ヴィッツはアイドリング状態からして多少ノイジーでカラカラと音がする。これは走り出しても同様で音質はブーンとうるさめ。
一方、フィットはスポーツカーエンジンほど官能的ではないが、全体に静かで高回転まで回しても音が濁らずキレがある。その上その特性を互いのCVTが増長するのだ。ヴィッツの場合、ほとんどのギアで回転が早めに上がってしまい、すぐに5000回転程度に達してブーンとうなる。
ところがフィットはスピードに準じて徐々に回転数が上がる特性になっており、全体としては静かだ。もちろん、それぞれに一長一短があるが、個人的にはフィットのシフトマナーの方が自然に感じられた。そのほか乗り心地はどちらもレベルが高いが、フィットの方によりフラットさを感じたし、ステアリングフィールもフィットの方がより外乱を受けず、大人っぽい印象を受けた。
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