アメリカ人がマツダ車を“発見”した? 「CX-70」ほか軒並みセールス絶好調の背景とは
掲載 carview! 文:編集部/写真:マツダ 110
掲載 carview! 文:編集部/写真:マツダ 110
そして、このCX-70を3列シート仕様とした「CX-90」(発売はこちらが先)もデザインは基本的に同じでユーティリティがさらに高まっていることから、当然ながら人気が高い。
さらに、スタート価格はCX-90の約3万8000ドル(約590万円)の方が約40万円も安く設定されている。これは、装備差などの理由と思われるが、より大人数が乗れて安く買えるのだからコスパ重視のユーザーへの訴求力は抜群といえる。
マツダが「スモール商品群」に分類する「CX-50」(約2万9000ドル、約450万円)も好調だ。こちらはマツダから2023年度の生産台数が8万4528台(前年同期比+103.9%)と公表されており、前年度から倍増とすさまじい勢いになっている。
CX-50はコンパクトセグメントながら全幅1920mmとワイドでスポーティなスタイリングがセリングポイントで、各部がブラックアウトされたエクステリアもボディサイズを超えた存在感を醸し出す。こうしたルックスが競合ひしめくアメリカのSUV市場で高く評価され、売行き好調につながっているようだ。
(次のページに続く)
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