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新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う

新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う

#28 GR86 CNF コンセプトと#92 GRスープラ レーシング コンセプト

S耐という名の走る“公開”実験室

4月20日から21日にかけて宮城県のスポーツランドSUGOで開催された「ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE(S耐)」の開幕戦。

1991年にスタートし、日本発の耐久シリーズとして30年以上の歴史を誇る“アマチュアレースの最高峰”だが、2021年にスーパー耐久機構(STO)が認めた開発車両で争われる「ST-Qクラス」が創設され、現在では国内メーカー5社(トヨタ、日産、ホンダ、スバル、マツダ)が「共挑」をキーワードに、水素エンジンやカーボンニュートラルフューエル(CNF)など、次世代技術を開発する場としての側面も有している。

そんなS耐開幕戦のSUGOに、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は3台のマシンを投入した。TGR自身、S耐を「走る“公開”実験室」と呼んでいるのはご存知の通り。今回はS耐で走るマシンからTGRの次世代モデルを考察(妄想)していこう。

(次ページに続く)

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