【初撮影】新型「モデルY」の高性能版“パフォーマンス”は25年後半以降に登場か…価格は約800万円

モデルY パフォーマンス プロトタイプ 「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

スタンスはよりアグレッシブに

興味深いのは、空力的な調整が加えられたまったく新しいフロントバンパーを備えたモデル3 パフォーマンスとは異なり、このプロトタイプは標準のバンパーを採用している点です。しかし前述したように、実際に組み立てラインから出荷される前には、新コンポーネントが装着される可能性があります。

今回内部を見ることはできなかったようですが、カメラマンによると、前部にはセダンから流用したと思われるスポーツシートが装備されているとのことです。

テスラは最小限の変更を好むため、標準トリムに対して加えられる変更は、パフォーマンスバッジとインフォテインメントスクリーン上のグラフィックのみとなりそうです。また、プロトタイプは標準モデルよりもボディがローダウンされていますが、これはパフォーマンスの向上を考慮すると当然です。

これにより、ドライビングダイナミクスが向上するだけでなく、特に大径ホイールと組み合わせることで、車のスタンスがよりアグレッシブになるはずです。

さらに、モデル3 パフォーマンスと同様のアダプティブダンパーを装備することで、ドライバーが「スタンダード」「スポーツ」「トラック」とモードを切り替えられるようになるでしょう。