ライトはジムニー用!? 新型「スペーシアギア」のデザイナーが仕込んだ「言われないと気付かない遊び心」
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 24
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エクステリアでは、初代で好評だった「無骨カワイイ」を継承しながら、アクションカメラやモバイルライト、ダイバースウォッチといったデジタルガジェットを参考に、気軽に持ち出せる“道具感を意識してデザインしたそうだ。
「初代の“無骨かわいい”というのが評価頂いていたポイントだったので、そこは踏襲しつつさらにハードで機能的な質感を高めることに注力した。アウトドアスタイルの中の遊び心を掛け合わせていこうというのは、インテリアもエクステリアもカラーも一緒に考えていった」
なお、ベースであるスペーシアとは、ヘッドランプ、グリル、前後バンパー、サイドのガーニッシュ、ルーフレールしか変わっておらず、コストをかけず少ない変更で大きくイメージチェンジしているのはデザインの妙。「元々コンテナをモチーフにした標準車(スペーシア)のデザインが結果的にベストマッチだった」とのことだ。
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「初代はおもちゃっぽい“トイライク”なところがあったので、新型ではよりハードで機能的に見せたかった。でも遊び心は損なわないように、その塩梅が難しかった」
なお、丸型ヘッドライトの灯体は「ジムニー」のものを流用し、メッキグリルは先代ジムニーをオマージュすることでスズキらしさも表現しているそうだ。
「(ジムニーという)ストイックな四駆の要素を入れることで、先代より少しハードで機能的な印象を出している」
(次ページに続く)
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