ついに軽にも後席オットマンが! 全方位進化した新型スペーシア&スペーシアカスタム発表
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:市健治/スズキ 10
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:市健治/スズキ 10
スズキは11月9日、新型「スペーシア」と新型「スペーシア カスタム」を発表した。発売は11月22日から。
2013年に登場したスペーシアは新型で3代目。室内の広さやスライドドアの利便性に加え、機能、燃費、価格のバランスの良さが好評で、現在ではスズキ国内でトップの販売台数を誇る。
>>新型スペーシアの カタログ情報はこちら
>>新型スペーシカスタムのカタログ情報はこちら
新型スペーシアのエクステリアデザインは、たくさん荷物を詰め込める「コンテナ」がモチーフ。ボディカラーはソフトベージュ2トーン仕様を含む12色を設定。
新型スペーシアカスタムは、ホテルのラウンジでゆったりとくつろぐような上質さ、華やかさを表現。ボディカラーはブラックツートーンルーフ仕様を含む11色。
>>先代スペーシアの専門家レビューはこちら
>>先代スペーシア カスタムの専門家レビューはこちら
新型スペーシアの“スズキ推し”装備が、後席の快適性とユーティリティを高める「マルチユースフラップ」だ。後席座面前方のシートフラップの位置や角度を調節することで3つのモードに使い分けることができる。
1つ目はレッグサポートモード。フラップを手前に引き出すことで座面が前方に広くなるため、着座時の姿勢が安定する。
2つ目はオットマンモード。フラップの角度調整と後席アームレストを使えば、上体のホールド性が高まり、よりリラックスした姿勢をとることが可能だ。
3つ目は荷物ストッパーモード。荷物をシートに置くと走行時に滑り落ちることがあり、かといって床に置くのも抵抗があるものだが、シートフラップを上向きにすると座席に置いた買い物などの荷物の落下を抑制できる。アームレストを併用すれば左右に滑るのも防げる。
後席の利便性、快適性の進化は細かな部分にも及ぶ。新形状のパーソナルテーブルは使用できるスペースを拡大し、タブレットやスマートフォンが立てかけやすいようにストッパーを3箇所設置。ドリンクホルダーは、500mLの紙パックだけでなく、取っ手付き幼児用マグ、細い紙パックタイプも入れられる形状とした。
先代から継承された「スリムサーキュレーター」はフラップの形状を見直し、風量感を確保しながら静粛性を高めた。さらに後席USB電源ソケット、後席アームレスト、LEDルームランプを新たに採用している。
スライドドアからの乗り降りでは、先代と同じ低いリアステップ地上高(345mm)を継承。乗降グリップはサイズが大きく掴みやすい新形状とした。また、パワースライドドア予約ロック機能はキーを出さなくてもリクエストスイッチで操作できるようになった。
前席では、インパネ助手席側にビッグオープントレーを採用し、車内で飲食できる広さを確保。USB電源ソケットを近くに配置し、充電中のスマートフォンも置けるようにした。
>>新型スペーシアの カタログ情報はこちら
>>新型スペーシカスタムのカタログ情報はこちら
先進安全装備では、単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせた新予防安全システムをスズキ軽で初めて採用。最新の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を搭載し、現行のステレオカメラに比べ、画角、検知エリアを拡大し、広い範囲で対象物を検知する。さらにリアだけでなく、フロントにも超音波センサーを追加。近距離での検知も可能とした。
「アダプティブクルーズコントロール」は、カーブ進入時の減速や車線変更時の加減速を補助する機能などを新たに追加。また、車線維持支援機能との連動によって、先行車の軌跡検知による追従走行も可能とした。また、単眼カメラが左右の区画線だけでなくアスファルトやガードレールなどの構造物も検知し、ステアリング操作を支援する。
>>carview!の新車情報カタログはこちら
>>新型モデル新着情報はこちら
その他にも、ドライバーの利便性、快適性を高める電動パーキングとステアリングヒーターをスズキ軽で初めて採用。新形状のステアリングにはオーディオに加えてマルチインフォメーションディスプレイ操作ができるステアリングスイッチを新設定し、各機能の操作を集約した。
メーターは、速度表示をデジタル化し視認性を高め、液晶をシームレスにすることで文字盤との一体感を実現。マルチインフォメーションディスプレイには 4.21インチのカラーTFTを採用している。さらに、音声案内用のスピーカーを搭載することで音声やメロディでの案内が可能となった。
>>先代スペーシアの専門家レビューはこちら
>>先代スペーシア カスタムの専門家レビューはこちら
現行から採用している、メーカーオプションの9インチメモリーナビゲーションには、ドライブレコーダー連動、HDMI入力対応、「スズキコネクト」連携の新機能を追加した。
走行性能では、NA車に新エンジン「R06D」と新CVTを採用。全車マイルドハイブリッド化や低転がり抵抗タイヤの採用、高効率化と軽量化したCVTにより実燃費を向上させた。
また、スズキ軽初となる様々な防音アイテムを採用し、静粛性と乗り心地も高められた。アンダーボディへの減衰接着剤採用や遮音バッフルの採用などにより、室内の静粛性が向上している。
グレードは以下の通り。
・スペーシア ハイブリッド G(2WD&4WD)
・スペーシア ハイブリッド X(2WD&4WD)
・スペーシア カスタム ハイブリッド GS(2WD&4WD)
・スペーシア カスタム ハイブリッド XS(2WD&4WD)
・スペーシア カスタム ハイブリッド XSターボ(2WD&4WD)
(全車CVT&マイルドハイブリッド)
<終わり>
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
GW明けに新車を狙うなら、このお買い得な人気モデルは、絶対に外せない!【2024春商戦・トヨタ注目モデル4選】
群馬の朝は早い! 3時発東京行き「超早朝バス」日本中央バスが運行へ その使い道は?
RB、F1マイアミGPでアップデートを予定。「中団トップ争いに踏みとどまるため」とメキーズ代表……ライバルのハースを突き離せるか?
EVのリチウムイオン電池は「温度管理」が大切だった! 走行性能だけじゃなく充電性能に劣化度合いまで温度で大きく変わる!!
話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
内外装とグレード見直し 2代目ホンダ・ヴェゼルがマイチェン アクセントカラーや新色採用も
「トンネルできると便利」京都・新名神への新ルート! 長さ3km鷲峰山トンネルに待望の声 犬打峠の府道バイパス2024年度開通
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第3回】マラネッロの改革
【MotoGP】最も簡単なところで転倒してしまった……マルク・マルケス、ドゥカティでの初Vを逃すもポジティブ姿勢「勝利に近づいている」
センチュリーにロールスロイス……2000万円超えは当たり前の日本で買える高級車!! 超高級車はどうやって進化していく?
GRスターレット爆誕! 既に開発はスタートか!? 1トン切りに280万円ってアツすぎる!!
【平嶋夏海】さんとインカム通話体験ができる!「MIDLAND応援キャラバン」が始まった
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!