「N-BOX」苦戦で軽市場に大波乱が迫る。“ダイハツの販売が爆増”の背後に「2025年度1位」奪取への捨て身の販促戦略が見え隠れする
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 58
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2025年1~10月の累計ではN-BOXが約17万台を販売し、2位のスペーシアに約2.8万台差をつけています。暦年1位はほぼ確実ですが、より重要なのは「2025事業年度(2025年4月~2026年3月)での年間1位」です。ダイハツが10月に見せた動きは、“2025年度”のトップを獲得するための販促キャンペーンと考えられます。
ダイハツは用品7万円分プレゼントや低金利ローンを組み合わせた各種キャンペーンを期間限定で展開し、年末から年度末にかけて販売を強化する姿勢を明確にしています。スズキも当然この動きを注視しており、軽市場は今後さらに競争が激しさを増す見込みです。
一方、ホンダも状況を重く見ているとみられ、N-BOXの広告露出も増えています。ホンダの軽販売の約7割をN-BOXが占める現状では、“N-BOX不振”がブランド全体に影響しかねないため、巻き返し策が求められる局面です。
2026年3月に向け、軽自動車市場は例年以上に販売キャンペーンが充実し、ユーザーにとっては“買い時”が続く展開になりそうです。N-BOX、スペーシア、ダイハツ勢がどのような戦略を打ち出すのか、軽自動車の販売争いは今後も目が離せません。
(終わり)
(写真:ホンダ、スズキ、ダイハツ)
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