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新型ウィッシュに試乗 リフォーム時代到来!?

新しい方がいいとは限らない

正直、初代ウィッシュを見た時はそれほど長続きするモデルだと思ってはいなかった。いい言い方をすると「ベストバランス」だが、悪い見方をすると「すべてが中途半端」。スタイルはそこそこスポーティ、走りもそこそこ機敏で、人も荷物もそこそこ乗り、用途は自由自在で潰しが効く。

今どき珍しい80点主義で、近年の本物志向に多少相反していた。ところが、考えてみれば時代は再び完璧主義から遠ざかっている。「いま出来る範囲でなんとかする」「効率よく生きる」「小さな幸せを見つける」、そういうマインドだ。

住宅などは全くそうで、だから新築よりリフォームが増えているのだ。

そういう意味では新型ウィッシュは時代を象徴している。プラットフォームがキャリーオーバーなのはもちろん、値段をあまり上げずに要所要所をイジって見事にテイストをリフレッシュさせている。それはデザインしかり、クオリティしかり、走行性能しかり。

燃費性能にしてもエンジンの改良とCVTの採用により最良モデルで10・15モード燃費でリッター16kmを達成。見事なアップデートぶりだ。

それにそもそもプラットフォームは新しい方が良いと誰が決めたのだろう。変えればいいというのは、ある意味迷信に近く、いいところは残して、悪いところを変える。それが合理的な進化だ。クルマの技術も進んできており、黎明期とは違う。基本骨格を残したまま、味を良くするのはこれからの主流になるだろう。

日本のミニバンも1994年の初代ホンダ・オデッセイから始まり、ワンボックスタイプやハッチバック派生タイプ、コンパクトカー派生タイプと様々なタイプが出た。

このウィッシュはすべてのミニバンに対してド真ん中に位置している気がする。こういう80点主義ミニバンもありではないのだろうか。

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