安全性を担保し100kg軽量化、新エンジン&牛糞由来のバイオ燃料開発…スズキの10年先の技術戦略が独創的すぎた
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 4
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 4
そして、最後の驚きが「SDVライト」です。
「SDV」は、今後の自動車の大きなトレンドである、クルマのソフトウェア化を意味します。「クルマの価値がソフトウェアで決まる」という世の流れの中で、スズキは、これも独自方針を打ち出しました。
「ライト」は、「Right(正しい)」を意味し、スズキは「あっても使わないものは過剰にせず、ちょうどいいを目指します」と説明します。
先進運転支援のADAS系機能を順次統合してゆき、お手頃価格で高まる安全基準に対応。業界標準の車載OSや社外ソフトなどを上手に活用しつつコストを抑え、デジタルコクピットやAI音声操作、コネクトサービスの拡充も、しっかりと進めると言います。2030年ごろには電子プラットフォームも刷新し、業界標準をクリアしてゆくそうです。
むやみに最先端を狙うのではなく、身の丈にあった低コストで実用性の高いSDVが、スズキの言う「SDVライト」なのでしょう。
時代の流れを無視するわけではなく、独自の理論と技術で、独自の道を切り開いてゆくというのが、今回の技術戦略の説明会の内容でした。スズキの強かさは、こうした技術にも理由があるのでしょう。
(終わり)
(写真:スズキ)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「令和に相応しいスーパーカー」レクサス『LFA』復活にSNSでは話題沸騰!
新型プレリュードの最高なところと「ココをもうちょい……」なところ! 2代目をデートカーとして使い倒したライターがガッツリ語り倒す
世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.152「来シーズンのマシンはバニャイア寄りになる!?」
スーパーフォーミュラテスト参加中のドゥーハン、F1復帰を諦めず。アルピーヌとは契約解除、狙うはハースのリザーブか
自動車工場の屋根に遮熱塗料、アプティが新サービス開始…空調コスト削減へ
若いころは憧れども高くて手が出せず! じゃあいま中古で……って高くね? 当時大人気だったクルマ6台の驚くべきいまの中古車価格
日本でも需要があるかも!? 日産の中国市場向け新型PHEVセダン「N6」が登場
アブダビテストでレーシングブルズの新ペアが始動。新人リンドブラッドにマシントラブルも「有益な準備ができた」
マルコの言動に見えた、レッドブル離脱の予兆。気になる着席位置と握手の相手/F1 Topic
巨大船を襲う海賊どう撃退する? 有刺鉄線より凶悪な「カミソリ」と謎の「開かずの部屋」の正体
ホンダ新型「フィット」斬新すぎて“賛否両論”の反響殺到!「なんだこれは!?」「まるでEVだな…」「超カッコイイし好き!」の声も! 大人気「コンパクトカーの王様」“新デザイン”採用でまもなく中国登場!?
主張増した新型 フォルクスワーゲン Tロック 1.5 eTSI 成長実感の走り EA888の「R」も
トヨタ新型「ハイラックス」の国内仕様はディーゼルのみ。豪州のBEV仕様は“鉱山向け”という割り切った電動化プラン
【激戦】の軽スーパーハイトSUV。新型「デリカミニ」が「N-BOXジョイ/スペーシアギア/タントファンクロス」を追い詰める!?
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
「GR GT」が新開発の4.0L V8ツインターボ+ハイブリッドの“FR”になった訳。“速さ”以外にも譲れなかったこととは
新型「エルグランド」は“電動化”で値上がり確実。いま“400万円前半の現行”をお得に狙うべきこれだけの理由
「ハイラックス」が火をつけた国内ピックアップトラック人気。三菱「トライトン」に続いていすゞ「D-MAX」やマツダ「BT-50」もアリじゃない?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!