欧州の最新排ガス規制をクリアするディーゼルを搭載したメルセデスAクラスは30万円高
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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さて、試乗車はレーダーセーフティパッケージやナビゲーションパッケージ、AMGラインなど総額80万円超のオプションを装着したA200dで、車両価格は480万1320円。Cセグメントのハッチバックが500万円近いというのは凄い時代です。Cクラスの廉価モデルも狙えます。
そんなA200d、チョイ乗りではディーゼルの太いトルクと、8速DCTのピックアップを活かした街乗りや高速巡航での余裕ある走りを披露。スポーティに回すシーンで加速が思ったより穏やかな印象もありますが、日常多用する低&中回転域で、繊細なアクセルワークになめらかに追従するピックアップの良さが印象に残りました。
乗り心地は、低速でゴツゴツという振動も伝えてきますが、首都高やアクアラインなどではフラットで滑らかなフィールが高まります。これは試乗車の装着タイヤ(ハンコック ヴェンタスS1 EVO 2、225/45R18)の性格も関係するかも。快適性重視なら標準サイズ(205/60R16)も乗り比べてみると良さそうです。
ハイテク装備では、上位モデルにも導入されている、ウインカーを点滅させるだけで車線変更できるアクティブレーンチェンジングアシスト(OP)が便利。移動する車線に車両が迫っている場合、車両をやり過ごしてから移動を始めるあたり、自動運転的な雰囲気も味わえます。
一方、対話するような音声認識が使える話題のMBUXは、体験二度目の部員も初体験の部員も、上手く意思疎通できずに、ナビやオーディオの操作はタッチパネルなど別のUIで操作してしまうというケースがけっこうありました。音声コマンドの使いこなしにはコツや相性もありそうなので、試乗の際は、説明員を交えていろいろなやり取りを試してみると良いのではないでしょうか。
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