トヨタ「ヤリス クロス」はGグレードがおススメ。燃費やサイズと価格のバランスでライバルに優勢
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 84
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 84
「ヤリス クロス」は、トヨタの人気のコンパクトカー「ヤリス」のSUV版であるクロスオーバーモデルです。ヤリスシリーズならではの「軽快な走り」「先進安全性能」「低燃費」を受け継ぎつつ、利便性だけではないクロスオーバーSUVとしての付加価値も追求したうえで、2020年8月に発売されました。
コンパクトクロスオーバーといっても、ボディサイズはヤリスよりひと回り大きい全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmで、日産「キックス」とだいたい同じぐらいの寸法、ということになります。
車台はトヨタの最新思想に基づく「GA-B」という優れたプラットフォームで、車体がコンパクトなSUVにしてはラゲッジスペースの容量も十分。具体的には110Lのスーツケース2個、または9.5インチサイズのゴルフバッグ2個を荷室に収納できます。
またトヨタのコンパクトSUVとしては初めて「ハンズフリーパワーバックドア(スマートキーを携帯してリアバンパーの下に足を出し入れするとリアハッチが開く仕組み)」も採用されました。
パワーユニット(動力源)は純ガソリンエンジンとハイブリッドの2種類。ガソリンエンジンのほうは最高出力120psの1.5L 3気筒で、こちらは「ダイナミックフォースエンジン」というトヨタの新世代エンジンです。
ハイブリッドのほうは、そのエンジンをベースとするハイブリッドシステムが加わります。WLTCモード燃費は、ハイブリッドは世界トップレベルといえる26.0~30.8km/Lをマークしますが、ガソリン車のほうも17.4~20.2km/hとまずまず優秀です。
予防安全パッケージ「トヨタ セーフティ センス」は、最廉価グレードである「X“Bパッケージ”」を除く全車に標準装備。
ヤリス同様のプリクラッシュセーフティや低速時加速抑制機能などが備わるほか、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールが、前述の最廉価グレード以外には標準で装備されます。さらに、高速走行中の強い横風を検知して車線からの逸脱を抑制する制御を、トヨタ車として初めて採用したのもうれしいポイントです。
次のページ>>装備充実のGグレード以上がおすすめ
>>ヤリスクロスの解説動画を見る
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
[新型フロンクス]ボタンがもはやランドクルーザー!! シフトまわりのデザインが衝撃
全天候型のベストセラー「ガエルネ パンテーラ」がバックルを進化させて「PANTERA NEO BLACK」になった!
自動車のカタログ好きは集まれ! ACC・JAPANがイベントを開催
日産が「新型SUV」世界初公開へ!? トヨタ「ランクル」よりデカイ「新パトロール」誕生か!? 大排気量V6搭載も期待の「新モデル」中東でまもなく登場
オクタって何?ランドローバーはオクタによってディフェンダーを新たなレベルに高めた その走行性能と全情報をレポート
メルセデス、ストレートだけで1秒近くタイムロス。ラッセル「マクラーレンはマックスパワーだったんじゃ……」
[エンタメ環境向上計画]「リアモニター」は、どんなモデルを選ぶべき?
トヨタ新型「SUVミニバン」初公開に反響多数!? 「気になる」「かっこいい」の声! “ド迫力顔”に“ジムニー級”地上高のレトロ仕様「ヴェロズ」泰で登場
タイレルP34とレイナード93Dが「サンブレフェスタ」にエントリー!手作りの6輪F1タイレルP34を追え!Vol.11
日本は12.4年! クルマの「平均使用年数」が年々延び続けている根本理由
なぜ「ゲームボーイ」でクルマが盗まれる?“最新セキュリティ”突破する「新たな手口」も登場!? 盗難防止策はある?
お肌もバイクも紫外線は大敵! でもどうすれば?
“マットのスポーツ”はクラウン専門店で買えます! 特別仕様車「ザ・リミテッド マットメタル」今秋発売
【好調ステランティスの象徴】アルファの入門SUV「ジュニア」がファンなら即決モノの完成度
乗り比べでわかった雨での確かな安心感。ミシュランが電動化時代でも「エコタイヤ」を作らないワケ
【本田翼も乗った!】AT普通免許で乗れるいすゞ「エルフミオ」発表。ドライバー不足解消や趣味にも使えそう
激戦のコンパクトSUV界隈にスズキも参戦! クセ強デザイン「フロンクス」はジンクスを打ち破れるか!?
【値上げ額にビックリ!】庶民の味方「輸入コンパクトカー」価格調査…お得なモデルは?
【見えてきた】「N-BOXジョイ」はフリードクロスター似で秋にも登場。目玉は豊富なOPパーツ
脳髄が溶ける珠玉のV12エンジンを堪能。ランボルギーニ「レヴエルト」がスーパーカーの新基準を打ち立てる
【悲報】ダイハツの苦難は続く。新型ムーヴとトールは延期、期待の軽HVは開発中止、朗報は?