FCXクラリティ・レポート 久々に心底欲しいホンダ
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:編集部、ホンダ技研工業
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:編集部、ホンダ技研工業
初めて生で目にするFCXクラリティは実に魅力的なデザインを纏っていた。低く短いノーズは内燃機関の搭載では実現できないもの。そこからほぼワンモーションで描かれるロングキャビンによってまさに「今までにない」セダンのプロポーションが構築される。
ドアを開け室内に入るとインテリアも実にイイ。全インテリアにバイオ表皮を用いた室内に身を委ねると、目の前にはインパネが宙に浮くように置かれ、その中に立体感のあるメーターが浮かび上がる。もう、これだけで欲しい! と思ったほどだ。
ちなみにインテリアを手がけたデザイナーの高木陽蔵氏は、僕の大学の同級生(!)。同期がこんな凄い仕事をしているのだと思うと僕も勇気づけられる!
と私的なことはおいといて、最も驚きなのはパッケージング。FCXのコアである「V Flow FCスタック」が進化し、わずか67kgのコンパクトな縦型の箱となったことでそれは前席の運転席と助手席のシート間に収められる。同時に同軸型駆動モーター&ギアボックスの採用などパワープラントの全てをコンパクト化した「V Flow FCプラットフォーム」は、驚愕の室内空間を実現している。
事実、後席の広さは異次元といえるほど。身長170cm程度のドライバーがポジションを決めた状態では足を組んで深く座ってリラックスできる。面白いのはリアウインドーの長さで、マイバッハですらこんなに長いウインドーではなかったはず、と思えるほど長い。こうした部分もパッケージングがこれまでと全く異なることの証である。
それはさておき内外装は完全に新型車のそれ。しかも魅力的なことこの上なく、僕はぶっちゃけ「久々にデザインが魅力的なホンダ車」といってしまったほどだった。
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