【それどころじゃない】待ちぼうけ「ジムニー5ドア」が遅れ続ける理由と、後席がいろいろ違う件
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏 27
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏 27
ところで筆者は先日、インドネシアのモーターショーを視察に行きました。
現地では正規モデルとして日本製の3ドア(シエラ)とインド製の5ドアが併売されていて、スズキブースには並べて置いてあったので、せっかくの機会なので乗り比べてみたわけです。
すると意外なことが。なんと、5ドアでも後席のひざまわりスペースがあまり広くないのですよ。だって5ドアのホイールベースは3ドアに対して340mmも長いのにですよ。
だったら後席はさぞかし広いんだろうと期待するじゃないですか。なのに、あんまり広くないんです。3ドアに対して、こぶし1つ分くらいしか広くない。
>>ジムニー5ドアモデルと3ドアモデルの違いを写真でチェック
どうしてホイールベース延長分に比べると“わずか”しか後席足元が広がっていないのか?
理由はパッケージングにありました。5ドアのリヤシート取付位置は、3ドアに比べると後輪に対してけっこう前進しているんです。だから想像ほどは後席が広くはなっていない。
でもその分、ラゲッジスペースの奥行きが増して荷室容量が増えている。5ドアは3ドアに比べて、後席使用時でも荷物を積める量が増えているということ。そこも、3ドア対するアドバンテージというわけです。
ちなみにシートの作りは3ドアと5ドアでは別物。5ドアのほうが快適なつくりでした。
いっぽうで、畳むと完全に荷室床がフラットになる3ドア(まるで2シーターのバンのよう!)とは違って、5ドアはフラットにはならない設計。
それも「格納性重視の後席とした3ドア」と「座り心地重視の5ドア」で作り分けているというわけですね。
>>【悲報】世界各地で発売済み「ジムニー5ドア」の日本発売が2026年に遅れるかもしれない理由
【スズキ ジムニー】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら
>ユーザーレビューはこちら
(終わり)
<写真:スズキ、トヨタ、メルセデスベンツ>
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