ピレリ新世代スポーツタイヤ「P ZERO」と「DRAGON SPORT」を試走
掲載 更新 carview! 文:竹内 龍男/写真:ピレリ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:竹内 龍男/写真:ピレリ ジャパン
新型の非対称パターンは剛性と摩耗に配慮した機能的でオーソドックスな印象。ピレリならではのデザインセンスを巧みに盛り込む。縦方向の主溝は旧型より明らかに太く、ショルダー部の横溝もはっきり目立つ。縦溝はハイドロプレーニング、横溝はウェットブレーキの向上を意識した、と考えられる。
3種の異なるデザインを用意した点も大きな注目ポイントだ。基本となるスポーツカー用の「P ZERO」に対し、ラグジュアリーサルーン用はピッチを細かく刻み、アウト側ショルダー部の横溝を貫通させずノイズ低減を図った。一方、スーパーカー用は「P ZERO CORSA(ピーゼロコルサ)」の新型という位置づけで、溝を減らしブロックを大型化。セミスリックに近い高剛性パターンを作り上げた。
構造、材料面でも要求性能に合わせて本当にきめ細かくリソースを用意した。例えば305/30ZR20という同一サイズでも、アウディR8用はポリエステル2プライ+高張力ベルトキャップ+タイプAコンパウンド、ランボルギーニ・ウラカン用はレーヨン1プライ+中張力キャップ+タイプCコンパウンド、フェラーリ488用はレーヨン2プライ+高張力キャップ+タイプCコンパウンドといった具合に、クルマに合わせて様々なチューニングを施しOE承認を獲得したわけだ。
重要なのは、これら承認タイヤが履き替え用のリプレイス市場でも手に入る点だ。カーディーラーかピレリショップで注文すれば、新車と同じ純正タイヤが手に入ることを知らないユーザーは少なくない。見分け方はサイドの承認マーク。例えばアウディは「AO」か「RO」、ランボルギーニは「L」、フェラーリは「F」、ポルシェは「N」、メルセデスは「MO」、BMWは「★」といったマークが入っているので確認しよう。
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