マイナーチェンジしたレヴォーグとWRXはパフォーマンスや乗り心地にも手が入った
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:SUBARU
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パワートレーンは変化なし。元々2Lはどこからも不満の出ないパワーをもっていて速い。1.6Lは速いわけではないが、遅いわけでもない。レギュラーガソリン仕様という点がユーザーフレンドリーだ。販売の8割を占めるのもむべなるかな。カッコ一緒だしね。1.6LのCVTにこれまで2Lのみに採用されていたステップ変速制御が取り入れられた。従来、アクセルを深く踏み続けると、エンジンは高い回転数でとどまって、CVTのシームレスな変速で速度が上がっていったが、新型はギアのあるATのようにステップを(擬似的に)設け、ドライバーの違和感をなくした。これによって1psも上がったわけではないし、効率面ではむしろわずかながら落ちるが、人間の感覚を優先したのだという。確かに乗り比べると、新型のほうがリズムをとりやすく、その気にさせられた。
先進安全技術のさらなる進化はアイサイトの進化だけではなく、いくつかの機能が加わった。「RAB(リバースオートマティックブレーキ)」は、読んで字のごとく、後退時に障害物の接近をディスプレイ表示と音で段階的に警告した後、最終的に自動ブレーキが作動して衝突を回避する。狭い駐車場に入れる場合には背後の壁ギリギリまで後退することがあるが、そんな時に誤動作しないよう、自動ブレーキはギリギリまで作動しない。このため、かなり強い制動力で一気に停止する。蓋のないカップに入れた飲み物が確実にこぼれるレベル。けれど衝突よりずっとマシだ。
レヴォーグD型は小刻みな進化を積み重ね、今回もまた過去最高のレヴォーグになったのではないか。SGPを使うインプレッサのように軽やかさと重厚さを同時に感じさせるような印象はないが、これはこれで問題なし。この先も十分商品力を維持できるはずだ。
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