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マイナーチェンジしたレヴォーグとWRXはパフォーマンスや乗り心地にも手が入った

乗り心地や静粛性が向上、ステアフィールもリファイン

「動的質感の熟成」について。今回試乗して最も感じたのは乗り心地と静粛性の向上だった。A、B、C型のオーナーは、自分たちのフィードバックが反映されたのだと誇りに思ってよいが、むやみに試乗すると悔しい思いをするかもしれない。乗り心地は、端的に言うと前後サスペンションが見直され、路面からの入力に対する反応がソフトになった。ダンパーのリバウンドストロークが延長され、減衰力が最適化され、スプリングの定数がダウン(1.6GT、1.6GT-Sのみ)、リアスタビライザーの直径もダウンするなど、総じてソフトな方向への変更。路面追従性もよくなった。

加えて電動パワーステアリングにも手が入れられた。切り始めからリニアにアシストするよう見直したのと、転舵状態からの戻りをよくしたという。戻りがよいというのは、山道でステアリングを右へ左へと連続して切る場合にありがたい。今回走行したコースは本来自転車用ということもありクルマにとって意地悪なコーナー(奥へいくほどRが小さくなる)が続いていて、リズムに乗って走らせないとうまく走ることができないが、レヴォーグのステアリングフィールは自然で、ところどころ握る手を緩めてステアリングを戻しながらイェイイェイとノリノリで走行できた。

当初、硬い仕様で登場し、やがてソフトになるというのは、乗用車開発のひとつのパターンだ。特にスポーティーを謳う車種の場合、そのことを際立たせようとするあまり硬いセッティングで登場することが多いが、ソフトだからスポーティーではないということは全然ないのだ。と書いたところで「そのモデルが出たときに言えよ!」という心のブーメランが僕の心に刺さった。

静粛性は一発で感じ取ることができるレベル。旧型から新型へ乗り換えた際、イヤフォンのノイキャンスイッチを入れた時のような変化を感じた…というのは大袈裟だが、はっきりと違うのは確か。「静粛性向上に抜け道はなく、必ずお金がかかる」と熊谷さん。前後ドアガラスの板厚を増したり吸音材を増すという地道な対策で静粛性を上げたという。1.6Lのほうが効果が大きいとのことだったが、体感上は2L車を試した際により静粛性が増したように感じた。

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