トヨタが見せた“ホンキの近未来”を報告!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦、トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦、トヨタ自動車
お次は大本命、報道でも話題になった高速での自動操縦系ハイテクだ。具体的にはAHDA(Automated Highway Driving Assist)と呼ばれる「自動運転技術を利用した次世代高度運転システム」で、さらに細かく分けるとLTC(Lane Trace Control)とC-ACC(Cooperative-Adaptive Cruise Control)の2つになり、簡単にいうと現状のレーン逸脱警報システムと、オートクルーズシステムを進化させて協調させたものになる。
前者のLTCは、まさしく今のレーンキープ機能の進化型で画面を見てもわかるが、今までは白線を認識して、ハミ出そうになると警告してたわけだけど、今回はさらに一歩進化して白線の中央を認識し、それに沿って自動でハンドルを切る。それが可能なことは予測できたわけだけど、遂に現実の物となったわけだ。
それより驚いたのはC-ACCで、コイツは凄い。というのも新たにクルマ用に使えるようになった700MHzの電波を使い、前後を走るクルマを繋げ、アクセルやブレーキを連動して、今までより綿密な車間距離制御ができるのだ。
テストでは報道陣がC-ACCの付いたレクサスISに乗り、同じくC-ACC搭載のプリウスに付いてって、カルガモ走行を行ったわけだけど、その速度連動性が凄かっただけじゃない。モニター上で前のクルマと繋がった時に、電波で繋がる風景が面白かった。「見えない赤い糸と糸」じゃないけど、ホント、前のクルマと自分のクルマが繋がり、リアル速度表示まで出るから安心できる。個人的にはこのまんま、追突防止モードとかやって欲しかったけどこの技術は先が知れない。ほぼ同時ブレーキングも簡単にできそうだし、もしも同じシステムを載せたら一体何台まで繋がれるんだろう? 時速何キロまで追従連動走行ができるんだろうか? って感じ。
正味な話、行政サイドが懸念するのもわかるが、この面で日本が先行しないと世界に遅れを取る。なんせ海外、特にアメリカなんかは軍事技術を使ってくるんだからして、遠慮してる場合じゃない! もっと進化させるとどうなるか見たい! と思ったのは私だけではないと思う。
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