デビュー直前! アルファ・ジュリエッタに先乗り
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
ヨーロッパで発表されたニューモデルが日本で発売されるまでのタイムラグは、近年、かなり縮まっている傾向にある。とはいえ、どんな出来事にも必ず例外というのはあるわけで、ニューモデルの日本導入時期に関していえば、アルファロメオのジュリエッタなんか、まさにその例外といえそうだ。僕らがフィアット500のカブリオレボディを纏ったアバルト500Cと同時に、イタリア北部にあるバロッコテストコースとピエモンテの公道でジュリエッタに試乗したのは、今からもう1年半前の2010年6月のことだった。
そのときはジュリエッタ、2011年夏には日本導入の予定と聞いていたが、夏が過ぎても一向にその気配がない。むむむ、あの話はどうなってしまったのかと心配になり始めたこの暮れにきて突如、ジュリエッタが日本に上陸したとの情報がもたらされた。伝え聞く導入遅れの原因のひとつは、発売直後からヨーロッパで人気が高く、日本仕様までなかなか手が回らなかったということらしいが、だとすれば本質的にオメデタイ話ではある。それに加えてもうひとつ、日本市場にはマストの2ペダルトランスミッション、ツインクラッチ採用のTCTの開発に時間を取られたというのも、日本導入が遅れた一因らしい。
あらためてジュリエッタについて解説すると、それはフィアット傘下のアルファロメオが渾身の力を込めて新開発したCセグメントカーである。ジュリエッタというチャーミングな女性名は、旧いクルマに興味のある読者ならよくご存知のように、1954年にデビューし、戦後アルファロメオのイメージを決定づけた傑作、1.3リッターDOHC4気筒エンジンで後輪を駆動したスポーティな小型車、ジュリエッタシリーズから引用したものだ。ちなみにジュリエッタの名は、1977年に登場した1.3~2.0リッターの2代目にも用いられているから、今度の新型は歴史上3代目のアルファ・ジュリエッタということになる。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【ポイントランキング】2025年F1第24戦アブダビGP終了時点
【ポイントランキング】2025年FIA F2第14戦ヤス・マリーナ終了時点
ランド・ノリス、悲願のF1初王座! 優勝フェルスタッペン2点差に迫るも5連覇ならず……角田裕毅は14位で一旦表舞台を去る|F1アブダビGP決勝レポート
ノリスがF1チャンピオンに輝く。フェルスタッペン優勝も逆転ならず【アブダビGP決勝レポート】
F1アブダビGP決勝速報|角田裕毅、当面のF1ラストレースを14位で終える。フェルスタッペン優勝も一歩及ばず、ノリスが初王座
ダイハツ×HALが描く軽自動車の未来像とは?Z世代発想が示した“10年後の地方を変える”提案
波乱万丈のSUPER GT戦記!! 2026年シーズン ホンダはは新型プレリュードで挑む!!
「めちゃくちゃ懐かしい!」 シチズンコレクションから名作映画『E.T.』感動の名シーンを閉じ込めた限定ウオッチ登場!
「エスプリ・セー ・ケイ・ギンザ」でクリスマス限定コースがスタート。小林圭のスペシャリテを銀座流にアップデート
一見ただの公園だが……貴重な中世城郭「茅ヶ崎城」の遺跡だった!? バイクで往く城跡巡り
カウンタック以前の「4人乗りランボルギーニ」がオークションで落札 生産台数は225台 元スペイン王室が所有していた56年前の「イスレロ」とは
デコトラに魅了されているが……「何がいいの?」と聞かれると難しい! 結局デコトライベントで目の当たりにするのが一番だった
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!