フェラーリ カリフォルニア 夜の湾岸を駆ける
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
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何をもって「スポーツカー」と呼ぶのか、というスポーツカーの定義論は昔から盛んで、色々な人が色々なことをいっているけれど、あまり決定版がない。でもね、僕はスポーツカー親爺として、前からひとつの定義を持っていた。「人や物を快適に運ぶための機能よりも、ドライビングを愉しむための機能を優先してつくられた自動車」<定義:1>、というのがそれだ。平たくいえば、「室内や荷室の広さや快適さより、運転する愉しさを優先してつくられたクルマ」という意味だから、身近なところではマツダ・ロードスターを思い浮かべてもらえばいい。表現は硬いけれど、要点を突いているのは解かってもらえるだろう。
ところが、スポーツカーという単語の根幹になる「スポーツ」という言葉の意味をより広範囲に調べていくと、いわゆる「スポーツ」に直結する「運動」や「競技」といった一般的な意味の他に、「娯楽」や「気晴らし」という意味があることに気づく。というかそれらが「スポーツ」の元来の意味であり、そういう娯楽のためのアイテムのひとつがいわゆる「運動」や「競技」になったと考えるのが正しいようだ。そこで僕はもうひとつのスポーツカーの定義として、「気晴らしのためのクルマ」<定義:2>というのをあげたいと思う。
そしてさらに「スポーツ」の意味を辿っていくと、なんと「見せびらかす」という意味まであった。この「見せびらかす」も、スポーツカーに違和感なく当てはまる表現だ。つまりスポーツカーは、「人に見せびらかすためのクルマ」<定義:3>でもある。
そこでいよいよ現代のスポーツカーの頂点のひとつ、フェラーリ・カリフォルニアの登場だが、果たしてカリフォルニアは、これらの定義に違和感なく当てはまるだろうか?
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