「AMG」ってどんなブランド? 最新「GT63S」で思い出す名車中の名車「190E3.2」はなぜ世界を魅了したのか
掲載 carview! 文:koensha 7
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AMG 190E3.2は、日本に正式輸入された最初のコンプリートAMGの1台である。
AMGは、現在こそメルセデス・ベンツのスポーツ部門として確固たるブランドを築いているが、もともとはメルセデス・ベンツを愛する技術者が設立したチューニングファクトリーだった。
AMGのヒストリーは1967年に始まる。メルセデス・ベンツのエンジン開発部門に在籍していたハンス・ヴェルナー・アウフレヒトが、パートナーのエルハルト・メルヒャーとともに設立した小さなワークショップが原点である。
シュトゥットガルトに近いグロースアスバッハのAMG工房で、彼らはエンジンのチューンアップを精力的に手がけていた。
1980年代後半までのメルセデス・ベンツは、シャシーやボディには高い評価があったものの、エンジンのスポーツ性能は平均的だった。実用性が高くタフではあるが、エンスージアストを魅了するような圧倒的なパワー、レスポンス、サウンドは備えていなかった。
これは、かつてのル・マンでの不幸な事故を契機にモータースポーツ分野から完全撤退していた事情とも関係している。AMGが活動を開始した当時、メルセデス・ベンツに最も欠けていたのがパワーユニットのスポーツ性、官能性であり、AMGはそこに狙いを定め、惜しみなく技術を注入したのだった。
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