期待せず乗ったらよくできたフランス車だった…ルノー「アルカナ」改良版試乗 乗り心地&ハンドリング好印象
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 8
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次に感じたのが「ハンドリングの良さ」です。首都高速のキツめのカーブでもラインをトレースするようにスーッときれいに曲がってくれます。ロール量も適切で、コーナリング中は路面に吸い付くように安定しているので不安感ゼロ。次のカーブが楽しみになります。
パワー感は、遅くはないがパワフルというわけでもなく、同クラスの国産ストロングハイブリッドと比べるとややおとなしめな印象。また、特殊な変速システムをもつハイブリッドなので、モーターを感じつつエンジン車のようなシフトアップしていくような独特なフィーリングです。
とはいえ、全体的にスムーズなので違和感などはありません。
ルノー広報いわく「欧州ではCVTやモーターのフィーリングが好まれないのでこういうふうになったのでは」とのことですが、確かにその理由がわかるような気がします。
ここで気になるのがマイルドハイブリッドです。1.3Lガソリンターボは以前ルノー「ルーテシア」で試乗しましたが、運転が楽しくなる元気なエンジンで、アルカナとの組み合わせが気になるところ。
今回試乗する時間がなかったため比較できませんでしたが、検討中の人はハイブリッドだけではなくマイルドハイブリッドの試乗もおすすめします。
ということで結論ですが、正直にいいますとそこまで期待していなかったのですが(すみません)、アルカナは「とても良くできたフランス車」でした。
個性的なデザインが注目されがちですが、走りの質感は高く、最新モデルだけに先進安全性能も充実しており、クルマの性能は十二分。
「他人と被りがちな欧州プレミアムブランドや国産車以外でモダンなよくできたバランスのいいクルマに乗りたい!」そんな人の選択肢にいれてほしい1台でした。
<おわり>
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