CX-5&CX-8商品改良 「らしくない」ガソリンターボ、ドライブ好きに勧めたい6MT
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一 2
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一 2
一方、これまではディーゼルのみのラインナップだったCX-8では、「さまざまなライフスタイルに応じた選択肢の提供」と銘打って、前出のターボ付きと共に自然吸気のガソリンエンジンが新設定されたのも大きなニュース。ちなみに、基本スペックはCX-5用に準じるものの、こちらには気筒休止機構が採用されないのは、「重量が重い分高負荷域での使用が多く、それゆえ気筒休止が可能な領域に入り辛いため」と説明されている。
ターボ付きに比べて駆動ギア比が低められたことで、エンジン回転数の伸びに対する車速の高まりは見劣りをするものの、少なくとも1人乗りでのテストドライブでは加速力に不満を覚えることはない。3000~4000rpmで、なかなか太いトルク感が味わえるのが良い。減速時にダウンシフトを早めのタイミングで行うATは、いかにも「クルマ好きの技術者がセッティングした」という印象。それゆえ、エンジン音は比較的素直に聞こえてくるが、そこにこもり感が伴わないこともあって、余り気にならないのは幸いだ。
また、特にクルマ好きの間で話題となりそうなのが、CX-5のディーゼルにMTが新設定というニュース。こちらも短時間ながら味見が出来た。CX-5では初となる「3ペダル」のモデルだが、ドライビングポジションに違和感はない。ただし、クラッチペダル左側に残されたスペースはややタイト。幅広の靴を履いた場合、左側のフットレストと干渉の可能性がゼロではなさそうだ。
左腕を降ろした自然な位置にレイアウトされた短めのシフトレバーは、ストロークは短くないものの操作感は自然。ブレーキとオルガン式アクセルペダルの位置関係が絶妙で、実は「ヒール&トー」の操作がすこぶる行いやすいことに、またも「クルマ好き技術者」の存在を意識させられることとなった。1速ギアでクラッチのみでのスタートも可能なほか、6速ギアで1000rpm、約55km/hからアクセルを踏み込んでも何とか車速のリカバリーが可能というフレキシブルさも見逃せないポイント。強力なトルクバンドを細かくキープした走りも可能であるなど、メリハリの利いたドライブ好きには大いに受けそうなMT仕様だ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ポルシェ911のレストアで“レストモッド” ブームを牽引する「シンガー」がコーンズと提携|Singer
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
新しいジープ アベンジャー4xeが出た!──GQ新着カー
新型メルセデスAMGピュアスピードが鮮烈デビュー!──GQ新着カー
JMIAが2025年を目指し『NEXT-FORMULA-PROJECT』をスタート。コンセプトカー開発に着手
宮田莉朋、イモラで試した新しいアプローチ。間一髪の接触回避で飛び出した自己考察/FIA F2第4戦レビュー
純正を超える走りと快適性を追求! HKSの車高調「HIPERMAX S」に40系ヴェルファイア2WD専用が登場
【auto sport web/auto sport キャリア採用】一緒に仕事をしたい方、募集します
マッスルカー『チャレンジャーSRTヘルキャット』、ドゥカティと加速競争…映像公開
好調の角田裕毅、モナコでの初ポイント獲得へ「まずは昨年と同じように予選Q3進出を目指す」
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった