ハイブリッド対決・後編 燃費いいのはドッチだ?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:齋藤 正
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<一般道~ワインディング>
河口湖で高速道路をいったん下り、軽く撮影を済ませてから東富士五湖道路に乗る。終点の須走インターまでは基本的に下りが多く、燃費計はびっくりするほどの値を示していたが、須走周辺のワインディングロードで走りの撮影をしたこともあり、平均燃費は意外に伸びなかった。
そこから国道138号線で御殿場に向かい、東名高速の御殿場インターチェンジを横に見ながら一般道で箱根を目指す。御殿場インターから先はかなり勾配のきつい登り区間が続くが、前半部のダラダラした下りでの貯金が功を奏し、プリウスもインサイトも20km/リッターを軽く超えてきた。
一般道では、フットワークの違いをより顕著に感じた。プリウスのサスペンションはソフトで、ステアリング操作に対するノーズの動きもマイルド。ステアリングフィールも路面やタイヤの状況をあまり伝えてこない。全体的にフィルターが一枚被っているような感じ、といえばわかりやすいかもしれない。超先進的なキャラクターの割に、伝わってくるフィーリングは一昔前のオヤジセダンぽいのだ。
それに対し、インサイトはすべての動きにダイレクト感を感じる。ステアリングを切り込んだときのノーズの動きはシャープだし、タイヤが路面をしっかり捉えているフィーリングも強い。どちらのフットワークが楽しいかと聞かれたら迷わずインサイトと答える。ただし乗り心地には課題が残る。路面の凹凸を拾って上下方向に揺すられる傾向が強いし、段差を通過した際にはゴツゴツ感をストレートに伝えてきてしまう。若い人が乗るなら「この程度は我慢しなさい」だが、大人が乗るとちょっと辛い。
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