ミニ・ワン試乗、排気量アップで燃費もアップ!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:斎藤 正、BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:斎藤 正、BMWジャパン
それだけが広報車にミニ・ワンのATがなかった理由ではないだろうが、いずれにせよ同じミニ・ワンのAT同士で1.4リッターと1.6リッターのパフォーマンスや乗り味の違い、それに燃費の違いなどを比較してみようと思った僕の企ては、空振りに終わってしまったわけだ。そこでエンジン排気量の違いに加えて、ATとMTというある意味で決定的な違いのある2台の新旧ミニ・ワンを、取り敢えず比べてみることにする。
まず6段MTのギアシフトだが、クーパーやクーパーSと同様に作動は確実で、スポーツカー的な繊細なタッチとはちょっと違うけれど、ミスのない歯切れのいいシフトが愉しめる。クラッチは排気量の割に足応えのある方だと思うが、街中のストップ&ゴーの繰り返しのなかを走っても、左足が疲れるといった重さではない。
では、肝心の1.6リッターエンジンはどうか。前記のようにATとMTという違いがあるため感覚的に直接比較するのは難しいが、当方のミニ・ワンATのほとんど唯一の弱点といえるDレンジ走行における発進直後のトルクの細さは、MTということもあって1.6リッターエンジンには感じられない。推測でしかモノがいえないのは辛いが、おそらくAT仕様であっても、1.6リッターのミニ・ワンは余裕の発進をするだろうと思われる。しかしその一方で、1.4リッターエンジンもトップエンドまで引っ張るとなかなか活発だから、高回転域まで使ったときの加速感には、1.4リッターとの劇的な違いは感じられなかった。
ちなみに1.6リッター98ps仕様ミニ・ワンの動力性能はハッチバックボディの場合、0-100km/h加速がMTで10.5秒、ATで12.3秒、最高速は186km/hおよび181km/hと公表されていて、同じく0-100km/hがMTで10.9秒、ATで12.6秒、最高速は185km/hおよび180km/hとされる1.4リッターのミニ・ワンに対するアドバンテージは、さほど大きくはない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【F1アブダビGP予選】角田裕毅、意地のQ3進出……諦めかけた予選好結果を手にする「FP3の接触で、フロアを旧型に戻さざるを得なかった」
フォーミュラEの第12シーズンが開幕……しかしいきなり完走わずか13台の大乱戦に。デニスがポール・トゥ・ウイン|フォーミュラEサンパウロE-Prix
“空飛ぶ女将”がもてなす「一茶のこみち美湯の宿」【心を満たす温泉宿24選】
【F1アブダビGP予選の要点】Q2でのタイヤ選択が明暗分けたか。選手権首位ノリスの懸念事項
世紀の大逆転&5連覇なるか? フェルスタッペンが最終戦でポールを確保。角田裕毅はQ3進出で意地見せる|F1アブダビGP予選レポート
フェルスタッペン、逆転王座に望みを繋ぐPP獲得。ノリスがフロントロウに並ぶ【予選レポート/F1アブダビGP】
F1アブダビGP予選速報|逆転王座へ! フェルスタッペンがポール獲得。ノリス2番手、ピアストリ3番手……角田裕毅、執念のQ3進出10番手
ゴルフカートにつける後付けクーラーだって!? 馬力アップで風量2倍! 三笠製作所が「OASISプラス」を開発! シートヒーターもあるぞ!!
岩佐歩夢「クルマに乗っていたら気が付かなかったこと」を学んだ充実した1年。FP1は“ローソン想定”で走行/F1インタビュー
【追記】レッドブル育成のリンドブラッドが今季3勝目。カンポスがチームタイトル争いに望みを繋ぐ/FIA F2第14戦レース1
F1デビュー決定のリンドブラッドが今季スプリントレース2勝目。F2デビュー2戦目のツォロフが非凡な走りで3位。宮田莉朋は14位|FIA F2ヤス・マリーナ スプリントレース
2025年も熱い戦いを繰り広げたSUPER GT……トヨタ&レクサスのGT500マシンヒストリー
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!