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ミニ・ワン試乗、排気量アップで燃費もアップ!

プラス200ccのアドバンテージはあるか?

それだけが広報車にミニ・ワンのATがなかった理由ではないだろうが、いずれにせよ同じミニ・ワンのAT同士で1.4リッターと1.6リッターのパフォーマンスや乗り味の違い、それに燃費の違いなどを比較してみようと思った僕の企ては、空振りに終わってしまったわけだ。そこでエンジン排気量の違いに加えて、ATとMTというある意味で決定的な違いのある2台の新旧ミニ・ワンを、取り敢えず比べてみることにする。

まず6段MTのギアシフトだが、クーパーやクーパーSと同様に作動は確実で、スポーツカー的な繊細なタッチとはちょっと違うけれど、ミスのない歯切れのいいシフトが愉しめる。クラッチは排気量の割に足応えのある方だと思うが、街中のストップ&ゴーの繰り返しのなかを走っても、左足が疲れるといった重さではない。

では、肝心の1.6リッターエンジンはどうか。前記のようにATとMTという違いがあるため感覚的に直接比較するのは難しいが、当方のミニ・ワンATのほとんど唯一の弱点といえるDレンジ走行における発進直後のトルクの細さは、MTということもあって1.6リッターエンジンには感じられない。推測でしかモノがいえないのは辛いが、おそらくAT仕様であっても、1.6リッターのミニ・ワンは余裕の発進をするだろうと思われる。しかしその一方で、1.4リッターエンジンもトップエンドまで引っ張るとなかなか活発だから、高回転域まで使ったときの加速感には、1.4リッターとの劇的な違いは感じられなかった。

ちなみに1.6リッター98ps仕様ミニ・ワンの動力性能はハッチバックボディの場合、0-100km/h加速がMTで10.5秒、ATで12.3秒、最高速は186km/hおよび181km/hと公表されていて、同じく0-100km/hがMTで10.9秒、ATで12.6秒、最高速は185km/hおよび180km/hとされる1.4リッターのミニ・ワンに対するアドバンテージは、さほど大きくはない。

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