9年目の改良で魅力マシマシ! マツダ ロードスターマイチェンモデル 来年1月発売
掲載 carview! 文:編集部/写真:マツダ 15
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マツダは「マツダ ロードスター(ソフトトップ)」と「マツダ ロードスター RF(リトラクタブルハードトップ)」をマイナーチェンジする。10/5より予約を開始し、発売は2024年1月中旬を予定。
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初代ロードスターは国内累計約11万8000台を販売し、小型オープンスポーツカーとしては異例の大ヒット。当時様々なメーカーからオープンカーが登場するきっかけとなった。
2015年に登場した現行型の4代目は累計5万6000台を販売。2代目と3代目をあわせた販売実績を超え、さらにはデビューから8年目の昨年に過去最高の実績を記録するなど、長きにわたり人気を維持しているモデルだ。

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オフセットして設置されたミリ波レーダー
今回のマイナーチェンジで特に注目のトピックが「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」と「スマート・ブレーキ・サポート<後進時左右接近物検知機能>(SBS-RC)」の採用だ。
これまでもMRCCの搭載については検討されてきていたものの、MRCCに必要なミリ波レーダーは中央に設置する必要があり、ロードスターにおいて極めて重要であるデザインを崩してしまうということで見送られてきた。今回ナンバー横にオフセットして設置することが可能になったため採用することができたという。
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エクステリアでは、これまでバンパーに備えていたデイタイムランニングライトをヘッドライトに内蔵。目元にスポーティな軽快さを与えている。テールランプも立体的になり、より鮮明な印象となった。その他ライト類はすべてLED化された。
ホイールは16インチ、17インチともにデザイン変更された。ボディカラーは「マツダ2」にも採用された「エアログレーメタリック」を追加した。
インテリアでは、前方視界の確保とエアバック作動時の干渉を避けるため、画面の縁部分をできるだけ狭くしたフレームレスの8.8インチセンターディスプレイを採用。スマートフォンからアプリを通じてクルマの状態が確認できたり、万が一の事故の際に自動で救急車を手配するコネクティッドサービスを新たに採用した。
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DSC-TRACKスイッチはチェッカーフラッグが目印
走行面では、加速・減速時のディファレンシャルギアの差動制限力を変化させることで、リアタイヤの接地荷重変化に対してクルマの旋回挙動を安定させるという「アシンメトリックLSD」の採用や(※Sを除くMT車のみ)、電動パワーステアリングの改良などが行われている。
エンジンはソフトトップに搭載される「スカイアクティブ-G 1.5」を改良した。国内ハイオクガソリンにあわせた専用セッティングを施すことでさらなる効率化を実現し、出力を3kW(約4PS)向上させている。またMT車にはハードトップに搭載される「スカイアクティブ-G 2.0」も含め、駆動力制御に最新の制御ロジックを導入し、アクセル操作時のレスポンスを改善したという。
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さらにMT車にはサーキット走行に最適化した「ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)」の新モード「DSC-TRACK」を新たに追加。ドライバーがコントロールできないような危険なスピン挙動に陥った場合に限って制御が介入する。
その他には追加グレードとしてスポーツタン内装とベージュ幌を組み合わせた「Sレザーパッケージ Vセレクション」を新設定する。

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