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新型CX-5の第一印象はザ・熟成。ここからが本当の勝負かもしれない

ドイツプレミアムブランドに迫る内装クオリティ

さらにビックリするのがインテリアで、造形が変わっているだけでなく、マテリアルが全然違う。まず最も広範囲に使われるマットな色のソフトパッドは、シボのキメが細かくなって上質感が増してるし、本革素材のステッチは本当の糸目で、間隔もキレイに揃ってる。

ドアハンドルのメタリックパーツは、さすがにリアル金属は使われてないものの、より無垢素材っぽくなってるし、今までのCX-5には使われてなかったレベルの平滑なピアノブラックパネルも随所に採用。簡単に言うと、ドイツのプレミアムブランドに迫るクオリティ。超えているか? は正直、微妙なんでわからないですけど。

一方、気になっていた室内の広さだけど、全長×全幅×全高は4545×1840×1690mmと旧型と同等で、スタイル優先でフロントピラー位置が35mm後退してるだけに微妙に狭くなってるか? と思いきやピラー位置が後退した分ダッシュボードが狭くなっただけで、インパネ位置は逆に前進して広く感じるほどだし、他の新世代マツダ車同様ナビモニターが独立タイプになってスッキリ感向上。

そのほかルーフが低くなった分、シートを薄くして室内高を確保。ついでにラゲッジスペースもほぼ変わらない上、シートとリアのトーボードの隙間もしっかり樹脂パーツで埋めて、静粛性に寄与。リアシートのリクライニング調整も細かくしたりと、とにかくビックリするくらい全面改良してます。

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