M2の後継、コンペティションのキレ味は初代M3の再来だ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:BMWジャパン
M3よりもコンパクトなM2はサーキットを堪能できる最良のMだ。M2で腕を磨くと、その先のハイレベルなドライビングを身につけることができる。その意味では体育会系クルマ好きの大本命だと思う。
M2 クーペは「M235i クーペ」と同じN55B型ユニット(3.0L直列6気筒)をチューンして使っている。ピストンなどの一部パーツにはM3&4譲りのものを採用しているが、1個のツインスクロールタービンで最高出力370ps/最大トルク465Nmを絞り出す。
一方、後継モデルとなるM2コンペティションはM3&4と同じツインターボで武装したS55型エンジンを採用。最高出力はM3&4の431psよりもわずかに少ない410ps、最大トルクは550Nmと強烈だ。0-100km/h加速はM2より0.1秒速い4.2秒で駆け抜ける。
トルクが大幅に向上しているので、トラクション性能が心配になるが、リヤにアクティブなMディファレンシャルを装備するので、電子制御と相まって十分な性能を発揮し、パワードリフトもしやすいとBMWは説明する。
S55型というリアルなMエンジンを手に入れたことでM2コンペティションの価値は非常に高まった。エンジンフードを開けるとボディ剛性向上のためのカーボン製ケージが目に飛び込んでくる。バルクヘッドとストラットを強化することでハンドリングを改善しているのだ。
加速性能に見合ったブレーキ性能もサーキット走行では不可欠。ポルシェをライバルとするならなおさらだ。M2コンペティションにはスチール製の大型ブレーキが装着され、ホイールのデザインもサーキット走行の冷却性能を考慮した専用デザインになっている。エクステリアもフロント周りのエアダクトや精悍なドアミラーなど、空力デザインが変更された。
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