ジープ・ラングラー乗り心地を口コミからチェック、魅力や走行性も解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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年代によっては、SUVモデルを総称して「ジープ」と呼ぶ方がいるほど、知名度が高い自動車メーカーに「Jeep(ジープ)」が挙げられます。個性的な魅力が満載のジープは、世界的に有名なブランドです。
ジープブランドは、街乗り仕様から本格的なオフロード仕様まで、幅広いニーズに応えた豊富なモデルをラインナップしています。
そのひとつ、ジープ・ラングラーとはどのような車でしょうか。乗り心地を含め、主な魅力を解説します。お得な購入方法も合わせてご紹介しますので、車選びの参考にしてください。
目次
ジープ・ラングラーは、ジープの豊富なラインナップの中でも看板モデルで、歴史あるジープの血統を受け継いでいる本格的なオフローダーです。伝統的で美しい外観デザインが特徴で、愛嬌のある丸目ヘッドライトは女性にも人気があります。
ジープ・ラングラーならではの特別な乗り心地は、どのように進化してきたのでしょうか。歴史や魅力を解説します。
ジープは、1941年に軍用車として誕生しました。その後、ウイリス・モーター社・AMC(アメリカン・モーターズ・コーポレーション)・クライスラーへと生産が移った経緯があります。
現在は、多国籍の自動車ブランドが集まったステランティスグループのひとつです。
初代ジープ・ラングラー YJは、1987年に発売開始されました。1997年には2代目 TJ、2007年には3代目 JKへとフルモデルチェンジを行い、2018年にフルモデルチェンジした新型JLが現行モデルとなる4代目です。
ジープブランドのフラッグシップモデルであるラングラーは、日本国内でも長年愛されています。中でも、4ドアのラングラー アンリミテッドは、ファミリーユース四駆SUVとして人気です。
初代ジープからの伝統を受け継いでいる、前後の独立フェンダーが特徴の力強いフロントマスクからは、タフな走破性を想像できます。パワフルで高い加速性能を誇るエンジン搭載により、力強い走りです。
加えて、ボディ各部をアルミ仕様にするなど軽量化を実現しました。ハイオク仕様が多い輸入車としては貴重なレギュラーガソリン対応です。
2018年のフルモデルチェンジに伴い、3.6L V型6気筒エンジン搭載のアンリミテッド スポーツがグレード追加されていました。しかし、2021年をもって3.6Lエンジンモデルは受付終了しています。
2022年10月時点の販売グレードは、2.0Lエンジン搭載のアンリミテッドサハラ・アンリミテッドルビコンの2種類です。両グレードのスペックは似ているものの、全高・車両重量・燃費などに違いがあります。ボディサイズ詳細は下記を参照してください。
【サハラ】全長4,870mm×全幅1,895mm×全高1,845mm
【ルビコン】全長4,870mm×全幅1,895mm×全高1,855mm
ルビコンには、タイヤが空転するなどスタック時に、前後ディファレンシャルロックが可能なトゥルロックが搭載されています。
購入を検討されている場合は、高い走破性のジープ・ラングラーの乗り心地について気になる方も多いのではないでしょうか。乗り心地は、車内の設計にも左右されます。
そこで、ジープ・ラングラーの車内についての主な特徴は下記項目のとおりです。
インテリアカラーは、ブラック基調です。クッション性とサポート性が優れている本革シートは、体格の大きさにかかわらず、快適さにこだわった設計となっています。乗り心地が良く、ロングドライブでもさほど疲れません。
運転席シートには、高さ調整機能が標準搭載されているため、小柄な方でも安心です。リアシートは、60:40分割可倒式シート採用で、荷物の大きさに合わせて3パターンのシートアレンジができます。
スライド機構やリクライニング機構はありません。必要に応じて、リクライニングキットの購入を検討できます。
ジープ・ラングラーは、初代ジープをオマージュした要素が強い正統派オフロード車としての地位を確立しています。ラングラーの駆動方式は、路面状況に合わせて変えられるパートタイム4WDと、自動でトラクションを配分可能なフルタイム4WD搭載です。
この駆動方式のおかげで、オンロード・オフロードでの乗り心地が快適に保たれています。では、具体的にどのような違いがあるのかを確認してみましょう。
ラングラーは、オフロードの走破性を追求している車のため、オンロードの乗り心地を一般の普通自動車とは比較できません。
しかし、不快な乗り心地ではなく、大きなオフロードタイヤならではのロードノイズが心地良いと感じる方も多いと言われています。
ジープ最新インフォメントシステムをはじめとした装備は、高級ラグジュアリーSUVとさほど変わりません。街中でも快適に走行可能です。
高速道路走行時には大きなボディやタイヤが有利に働き、快適な走りを体感できるとの声が多く聞かれます。
オフロード車としての機能は、ジープ独自の過酷な性能試験で実証されています。砂利道・勾配のきつい坂道・砂地など、普通の車であれば進めなくなるような路面状況でも、ラングラーは難なく進むことが可能です。
ラダーフレームと前後リジットアクスル式サスペンションを採用しており、高剛性と安定性の向上を実現しています。ステアリングのレスポンスも良く、取り回しがしやすいことが魅力です。
乗り心地の良さを左右する他のポイントは、エンジンやトランスミッションです。ジープ・ラングラーに搭載されている、エンジンおよびトランスミッションの特徴を解説します。エンジン性能を確認して、乗り心地の良さを想像してみましょう。
現在販売しているアンリミテッド サハラと、アンリミテッド ルビコンに搭載されているエンジンは「直列4気筒DOHCターボエンジン」です。
4気筒ながらも、V型6気筒エンジン並みのパワーを発揮する力強い加速と、滑らかなハイウェイクルージングを実現します。
高効率機能を備えた新次元のエンジンで、パワフルな走りと優れた燃費性能を両立しました。大きなボディに2.0Lでは物足りないのではないか、という不安を払拭する優れたエンジンです。
2.0Lターボエンジンに組み合わされているのは、8速オートマチックトランスミッションです。この電子制御式トランスミッションは、スムーズかつ素早いシフトチェンジを実現しています。
高効率エンジンとの組み合わせにより、燃費の低減・重量の抑制・牽引能力の向上を実現しました。最大トルク400N・mを実現し、加速性能がさらに向上しています。走行性能や乗り心地において問題ないとの声が多く聞かれるのも納得です。
車の詳細情報を調べようとすると、ジープ・ラングラー公式サイトから、主なスペックや特徴を確認できます。そこから乗り心地についてある程度予想できますが、実際の乗り心地までは分かりません。そのような時は、オーナーレビューをチェックしてみましょう。
アンリミテッド ルビコンは、ジープが培ってきたオフロード性能すべてを凝縮した最強グレードです。みんカラの口コミでは、現在受付終了している3.6Lエンジンモデルについてのレビューが多く見られます。
『車の大きさを感じさせない運転のしやすさが一番』との声や『いたって普通に走れる乗り心地』との声から、疲れにくい乗り心地の良さを期待できるでしょう。
アンリミテッド ルビコンの新車価格は860万円です。2022年10月現在のラングラー全体の中古車相場は、509万円~1,000万円となっています。
アンリミテッド サハラは、磨きのかかったハイクオリティの上級グレードとされています。口コミから分かるのは、デザインが気に入り、弱点も含め所有している満足感を感じている方が多いことです。
みんカラのレビューにある『クロカン車の割には、想像以上に乗り心地は良好かと思います』といった、イメージよりは乗り心地が良いとの声が多くありました。
アンリミテッド サハラの新車価格は、830万円と設定されています。2022年10月現在、carview!での中古車相場はルビコンと同様です。
2021年まで販売されていた4ドアモデルのエントリーグレード アンリミテッド スポーツは、新車価格は536万円~558万円でした。
みんカラには『フラット路面での乗り心地はすごく良い。また、エンジン回転数も低く、走行ノイズ含めても非常に静か』というレビューがあります。
一方『ちょっとの段差でジェットコースター気分が味わえます』との声もあり、一般の普通自動車とは異なる乗り心地を予想しておいたほうが良さそうです。
中古車相場の最高価格はサハラやルビコンより低くなっています。2022年10月現在、carview!での中古車相場は、548万円~728万円です。
高い走破性とタフでクールなボディデザインが特徴のジープ・ラングラーは、予算面を考慮して新車での購入を諦める方は少なくありません。
できるだけ購入総額を抑えるために、覚えておきたいポイントがあります。車選びの際にお役立てください。
新車へのこだわりがないのであれば、中古車購入を検討してみましょう。ひと言で中古車といっても、車両状態は千差万別です。年式や走行距離など、重要ポイントを見極めることにより、良質なラングラーをお得に購入できます。
さらに、中古車は在庫の中から選ぶスタイルのため、納期をさほど待つ必要はありません。ジープブランドの中でも好調な新車販売台数を記録しているラングラーは、中古車市場への流通台数も豊富です。好きなグレードを検索してみましょう。
基本的に中古車市場において固定された相場価格はありません。需要と供給のバランスにより決まります。そのような仕組みのため、お得に購入できるタイミングがあることを覚えておきましょう。
購入総額を抑えたい場合は、需要が下がるタイミングである4月や5月、大型連休後、ボーナス前がおすすめです。こだわりのグレードやオプション搭載車を選びたい場合は、豊富な在庫がある3月の決算期にチェックしてみましょう。
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