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6.0L V8の轟音が富士に響き渡る。大盛り上がりの「ナスカーショーラン」…日米モータースポーツ文化の架け橋に

日米交流としての意義

今回のイベントは、日本とアメリカのモータースポーツ文化の交流という点で意義深いものになったようだ。

小林選手は「日本ではクルマを大切にするというカルチャーがあるので、(レース中に故意に)ぶつけることはないんですが、ナスカーはぶつけることが当たり前です。プロレスも1つのエンターテインですよね。そんなナスカーを日本のサーキットに持ってこられたので、(ここから)未来のモータースポーツという文化を作れたらなと思う」と今回のイベントの意義を語る。

古賀選手も次のように話す。

「アメリカで活躍しているスポーツ選手でいま日本で一番有名なのは、大谷翔平選手だと思うんですが、メジャーリーグと同じくらいナスカーはアメリカでポピュラーなスポーツ。日本でもモータースポーツは人気も伝統もありますが、アメリカにおけるナスカーは、ファッションやポップカルチャーであったり、文化も含めてナスカーが好きという人が多い。

アメリカでは、日常的にジミー・ジョンソン選手のTシャツを着て歩いている人がいっぱいいる。日本でもアメリカでも、ドジャースのキャップをかぶっている人が多いですが、それと同じようにナスカーのチームキャップが街のあふれるようになってくると、まさに日本とアメリカの文化交流をナスカーが担えるんじゃないか」

小林選手や古賀選手が指摘するように、今回のS耐ではアメリカンファッションに身を包んだ若者など、今までのS耐では見られなかった層のファンも会場に多くいた。

また今回のS耐では、新カテゴリー 「ST-USAクラス」 をトライアル導入。「キャラウェイ・コルベットC7 GT3-R(#9)」と「マスタング ダークホースR(#249)」の2台が出走した。特に#9は、予選トップ、決勝でホールショットを奪う速さを見せるなど、この日は一日アメリカン・モーターカルチャーを感じられるイベントとなった。

日本のジェントルマンレースの最高峰であるS耐の舞台で、ぶつかり合い上等のハードコアレースであるナスカーが走る。対極にある2つのレースの化学反応によって、日本のモータースポーツが新たなステージへと発展するかもしれない。

>>全国のサーキット・走行会・イベント情報がまとまった「みんカラサーキット」はこちら

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