【新グレード追加】見た目と足まわりが進化、出力は据え置きだが…「エクストレイル ニスモ」はアリかナシか

日産 エクストレイルニスモ

ニスモ仕様のエクストレイル誕生。その狙いは？

日産は8月21日、クロスオーバーSUV「エクストレイル」をマイナーチェンジし、スポーティグレードとなる「NISMO（ニスモ）」を追加しました。SUV市場での走行性能強化の流れを受け、「アルマーダ」に続くニスモ仕様のSUVとなります。

エクストレイル ニスモは、専用ボディキットやサスペンション強化に加え、電子制御AWD「e-4ORCE」を専用チューニング。よりダイレクトなハンドリングを狙った仕上がりになっています。

パワートレインは標準仕様と同じ「e-POWER」システムを搭載し、最高出力と最大トルク自体は変わりません。ただし出力特性を見直したことで、ノーマル車以上に力強さを感じられる走りになっています。

搭載されるのは1.5Lターボエンジンを発電機とするシリーズハイブリッド方式で、システム最大出力は214ps。数値上はRAV4 GRスポーツ（320ps）などPHEV勢に劣りますが、日産は数字ではなく“走りの質”で勝負に出たようです。

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