【クルマのコスト節約術】自分で出来るカーメンテナンス3選 DIY交換時の“ツボ”はここだ！

提供：アフロ

ワイパーラバーは大きく分けて2種類アリ

良好な視界確保に無くてはならないワイパーは、重要な定期交換部品のひとつ。

これは、窓に直接触れるワイパーゴムが、摩耗や気温の変化、紫外線の影響などで劣化し、だんだんと拭き取りが悪くなってくるためだ。その寿命は、クルマの使用頻度や保管場所の状況でも変化するが、半年から1年くらい。

交換時期の目安としては、気温が大きく変化することでゴムの劣化が進みやすい季節の前。つまり、春と秋の2回がいいだろう。ゴムの端の切れなどの目に見える劣化や、拭き取りに問題がなければ、使用を続けても大丈夫だが、雨天時の視界が気になるようになったら即交換してほしい。

交換用ワイパーゴムのタイプは、大きく二つに分けられる。国産車に多いのが、ワイパーゴム単体で交換可能なタイプ。ワイパーブレードとゴムがセットの商品もあるが、いうまでもなく、ワイパーゴム単体で交換する方がずっと安価。入手もホームセンターなどの身近な店舗で手に入れることができる。

もうひとつが、輸入車に多いワイパーゴムとブレードが一体型のもので「フラットワイパー」と呼ばれる。交換作業はより簡単だが、価格は高め。入手先も、カー用品店など自動車部品を多く扱う店が中心となる。より価格重視ならば、店舗とネット通販の価格比較をお勧めしたい。

交換時に注意したいのが、ワイパーブレードを取り外した際、ワイパーアームを倒してしまい、ガラスを破損してしまうこと。

ワイパーゴムを取り外してワイパーアームから離れる際、跳ね上げたワイパーアームをタオルなどの緩衝材を包んで倒しておくと安心だ。もし、ワイパーアームが勢いよく倒れてガラスを破損してしまったりすると、数万円から何十万円と高額な費用がかかってしまう。