新型プリウス公道試乗を超速レポート。世界の定番と戦えるか?
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:菊池 貴之
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それにしても意外だったのは新たなパッケージとなってヒップポイントが59mmも下がったのに、それを感じなかったことだ。全高も20mm低まったわけだが、逆に室内高は増しているからか、低い位置に座る感じはしない。むしろ何の意識もなく、スッと乗り込めた。またシートも以前に比べると体へのフィット感が高まっていることは確かで、欧州車のように「クルマを着る」と表現できるクルマとの一体感が生まれているあたりもポイントだろう。
とにかく、新型プリウスはあらゆるものが自然に感じられるクルマになった。チーフエンジニアである豊島浩二氏も、「エコカーから脱して、きちんと“カー”として認めてもらえるようなクルマに成長させた」といっていたが、まさにそう感じる部分があったのだった。
その意味では今回、僕の評価は高いのだが、個人的に気になる点が2つある。まず1つは、パーキングブレーキが相変わらずメカニカルな足踏み式を採用していること。最近の新世代カーは、多くが電動パーキングブレーキを採用している。クルマによってはシフトをPにすれば自動でパーキングブレーキをかけたり、始動時にアクセルを踏むと自動で解除してくれたり…。そうした時代にあって、日本を代表するハイテクなプリウスに、電動パーキングブレーキが装備されないのはやや違和感を覚える。
もっともこれには理由があり、採用自体は簡単にできるが、そのためにフェイルセーフ用の予備バッテリーを積む必要があるためだ。この重量やコストを嫌って現時点では採用していない。
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