美しきSUV「ヴェラール」に試乗。インパクトをもたらす4つの理由とは?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
ヴェラールは美しい。こんなに美しいSUVは他に見たことがない、とすら思う。ジャガー F-PACEと共通の基本骨格を使いつつ、デザイナーは見事にレンジローバーの伝統的世界観をつくりだしてみせた。
なかでも注目したいのがシンプルさだ。他のプレミアムSUVが顔の派手さを競い合っているのに対し、ヴェラールの顔はごく控えめ。他の部分を見ても、線らしい線と言えばレンジローバーの伝統であるクラムシェルタイプのボンネットフードから後方に向かってほぼ一直線に伸びる一本のサイドキャラクターラインだけだ。異なる面が複雑に交錯し、それを繋ぐ線が縦横無尽に走り回るビジーなデザインが幅を利かせるなか、このシンプルさには心洗われる。走行中はボディ内に引っ込みフラットになる電動格納式ドアハンドルもシンプルさを狙った機構だが、同時にモダンな佇まいをヴェラールに与えている。
「引き算」のデザインで美しさを創り出すという点ではボルボXC90もそうとうよくできているが、ヴェラールも負けていない。加えて、ヴェラールにはスポーティネスというプラスαの要素も備わっている。低めの車高とくさび形のサイドシルエット、全体の調和を保ちつつも大胆に膨らんだフェンダー周りの造形が、停止状態でも疾走感を伝えてくる。
伝統的なのにモダン、シンプルなのに個性的、端正なのにスポーティー・・・様々な相反する要素を同時に実現したヴェラールのデザインは、間違いなく現代プレミアムSUVデザインの最高傑作と言っていい。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
まだパジェロのこだわりは新型トライトンに生きていた!?!? さすがホンマもん!! パジェロのスイッチがいちいちデカかったワケ
スズキ「GSX-R125 ABS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
俺の[セブン]は最高だったのよ!! 君はFC型サバンナRX-7[アンフィニ]を知っているか? かつてオーナーだった古参BC編集部員の記憶
300psオーバー「超進化型ハチロク」出るか?? GRヤリスエンジン+「チューニング対応」の新開発MT炸裂だ
ツートンカラーのボディがかわいい! 車内もオシャレなトヨタ タウンエースがベースのキャンパー
ええ、セダンなのに6人乗り?! しかも超絶未来っぽいやん内装!! アメリカからやってきたプロナードがイカす
モビリティリゾートもてぎに働くクルマが大集合!白バイやパトカーのパレードランも開催!
アルトの元祖は商用車?! 軽にインタークーラー付ターボ・チャージャーはイカツイて! 茨の道をパワーで突き抜けた「漢」初代アルトワークス
シビックを着る!歴代12モデルをデザイン、ホンダ公認Tシャツ新登場 キャムショップ
車の電動化はどこまで加速する? 専門家に聞く、自動車業界のイマとミライ【前編】
MeiMei 新キャンピングカーブランド「ノマドラックス」などデザイン車両6台を一挙展示
スズキ 軽トラック「キャリイ」シリーズ 一部仕様変更 安全性能強化など
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも
【1200万円超え】レクサス「GX」出た! 先行モデルは抽選100台の狭き門。正式発売は秋までお預け
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?