カービューロードスター 初優勝までの舞台裏!
掲載 更新 carview! 文:伏木 悦郎/写真:北畠 主税
掲載 更新 carview! 文:伏木 悦郎/写真:北畠 主税
2011年9月3日18時12分。我々はこの瞬間を生涯忘れることはないだろう。僕は断言できる。たとえこの先記憶力が衰えたとしても、2011.09.03.18.12という数字はすでにこの身体に刻まれた。意識がある内は、チェッカーフラッグが打ち振られた夕景のゴールシーンとともに正確な時刻が蘇るに違いない、と。
22回を数える『メディア対抗ロードスター4時間耐久レース』は、波瀾の2011年を象徴するかのような複雑な状況の中で始まった。そもそも3.11東日本大震災の影響を受けて開催そのものが危ぶまれた。しかし、実質的な主催者であるマツダとエントラントのメディアの“ヒストリー継続”の思いが実を結んだ。ロードスターというクルマが持つ人徳ならぬ“車徳”の賜物だろう。
今回は、折からの節電に対応して14時スタート、18時ゴールという2時間前倒しのタイムスケジュールが組まれることになった。懸念された大型の台風12号は大きく西に逸れ直撃は避けられたが、今世紀最大の勢力は空模様を猫の目のように変えた。天の配剤の行方は何処に…。
『4耐』は1デイレース。今年は朝6時30分から長い一日が始まった。僕はFacebookでウン10年ぶりの再会を果たした生け花の家元にして40年来の歌手という高校時代の旧友・柳沢立生(オタチ)を伴って、丸々1年ぶりの筑波サーキットの門を叩いた。オタチは生まれて初めてのサーキット/レース観戦であるという。
2008年の初参戦以来、今年で連続4戦目。カービューロードスター『God Takspeed』は、編集長の加藤拓人(タク)、カメラマン親子鷹の北畠主税(タンボ)/蘭知亜(ランチア)、そして伏木悦郎という不動のドライビングスタッフに、山本カントクをはじめとするカービュー&みんカラ編集部、ボランティア参加の緑整備のメカニックと参謀役の杉作…。
陣容は3年で6位入賞にこぎつけた去年とまんま同じ。これにブログを通じて馳せ参じたみんカラ友達10数人のサポーターが加わる。ファミリーでフレンドリーな闘う集団は、思いを共有する人の多さという点で他チームとは一味違うトップコンテンダーになっていた。今年は何か違う…僕は密かに根拠のない自信を抱いていた。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ダイハツ販売会社で導入率50%突破、シンカの「カイクラ」…AI機能で顧客対応を効率化
「ツイーター」だけを追加 or 交換するのもアリ! さらには…?[お金をかけずにサウンドアップ]
まさかの「トヨタ再登板」自工会が次期体制を発表 トヨタ佐藤社長が会長へ…新7つの重点課題とは
建築家・田根剛が語るハンス・ウェグナーの美学──「織田コレクション ハンス・ウェグナー展」
F1タイトル5連覇を逃したフェルスタッペン、2026年のパーソナルナンバーを決定。以前の『33』には戻さず……『69』の使用は断念したみたい
価格85万円! トライアンフ「“新”カフェレーサー」予約開始! レトロな丸目ヘッドライト&スポーティな低いハンドルを採用 「スラクストン400」登場
ジョルダン、デジタル庁の認証アプリ活用…住民・観光客の属性確認が可能なモバイルチケット開発
マンガ大好き! マーベル・コミックを愛するオコン、年内にも新しいプロジェクトを発表すると示唆「忘れずにチェックしておいて」
「ブルーインパルス」のルーツはライト兄弟が作った!?「歴史上の偉人」が生んだ知られざる「初めて」(後編)
トヨタ「8人乗りSUV」に注目! カクカクデザインדラダーフレーム”採用! 430馬力超えの高性能マシン! 上質インテリアがめちゃ快適な「最新セコイア」米国仕様がスゴい!
トヨタ輸送、「カオナビ」のタレントマネジメントシステム導入…人材情報の一元管理を実現
キアの新世代商用EV『PV5カーゴ』、フル積載で航続693.38km達成…ギネス新記録
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!