レクサス新型「LM」の価格を予想。1300万円オーバーミニバン誕生の衝撃
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 136
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 136
2023年4月18日、上海モーターショーにおいてレクサスは新型「LM」を世界初公開しました。
2020年に登場したLMは、中国をはじめとするアジア地域での販売がメインとなっていましたが、今回登場する新型は、2023年秋に日本でも発売されることが明らかにされています。
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「ラグジュアリームーバー(Luxury Mover)」の頭文字をとったとされるLMは、その名の通り、上質かつ快適な移動空間を持つショーファードリブンMPVです。日本では、トヨタ「アルファード」がほぼ独占しているこのカテゴリーですが、中国では現地の自動車メーカーからも魅力的なモデルが続々投入されるなど、いま最もホットなカテゴリーのひとつとなっています。
日本国内でも注目度の高い新型LMですが、気になるのはその値段です。現時点では日本および中国などでの価格は公開されていませんが、いったいどの程度の価格になると予想されるのでしょうか?
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まず参考となるのが、2020年に発売を開始した現行のLMです。
現行LMの価格は、7席仕様が116万6000元(約2270万円)、4席仕様が146万6000元(約2850万円)です。いずれも、パワートレインには2.5Lのハイブリッドが搭載されており、価格の差はおもに装備の違いによるものとなっています。
ただ、中国では完成車の輸入に対して最大15%の関税を課しています。三重県のいなべ工場で生産されているLMは日本からの輸入車となるため、販売価格には関税分も含まれていると見られます。
また、2020年1月時点では1元が15円程度であったのに対し、2023年4月現在では19円程度とおよそ30%ほど円安となっています。
これらを考慮すると、もし仮に現行LMを日本国内で販売していた場合、中国の現地価格に対しておよそ40%程度割安になるものと考えられます。つまり、7席仕様は約1360万円、4席仕様は1710万円程度になることが予想されます。
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次に、国内のレクサスのラインナップをもとに、価格を予想してみましょう。
現在販売されているレクサスのラインナップのなかでは、「LX」や「LS」、「LC」が最も高価格帯に位置するモデルとなっています。そのなかでも最も高額なのが、LXの「LX600 “EXECUTIVE”」の1800万円で、その次がLSの「LS500h “EXECUTIVE Advanced Drive”」の1796万円となっています。
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そのほかのグレードもおおむね1500万円前後に位置していることを考えると、同じく「L」が付くモデルである新型LMも、この価格帯に位置すると考えられます。
一方、新型LMに搭載されているのは比較的排気量の小さい2.4Lのターボハイブリッドおよび2.5Lのハイブリッドであることから、より排気量の大きなパワートレインを搭載しているLXやLS、LCよりは割安になる可能性もあります。
ただ、新型LMには48インチ大型ワイドディスプレイなどの専用装備も備わるため、それらの装備が価格にどのように反映されるのかにも注目が集まります。
最も気になるのが、まもなく登場すると見られている新型アルファードとの価格差です。
プラットフォームなどを共有すると見られる新型LMと新型アルファードですが、競合を避けるためにも価格面で差別化を図ることが予想されます。
現行アルファードの最上級グレードが750万円程度であり、新型でもおおむねその価格帯を維持することを考えると、新型LMのエントリーグレードはそれをさらに上回ることは確実です。
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プラットフォームを共有しているLXと「ランドクルーザー300」の例を見ると、LXのベースグレードとランドクルーザーの最上級グレードの価格差はおよそ500万円となっているため、実際には両車が競合することはほとんどないと言います。
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この図式を新型LMにも当てはめると、仮に新型アルファードの最上級グレードの価格が800万円程度となった場合、新型LMのエントリーグレードは1300万円前後になると見られます。
これらの要素を総合すると、新型LMはベースグレードで1300万円前後、中間グレードで1500万円前後、そして最上級グレードで1700万円前後になると考えるのが妥当ではないでしょうか。
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