レクサス、BEV「RZ」発売。航続距離494km、価格880万円、500台限定車も
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 106
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レクサスは3月30日、バッテリーEV(BEV)専用モデル「RZ」を発売した。価格は、「バージョンL」が880万円、特別装備を施した500台限定の「ファースト・エディション」が940万円となっている。
RZは、レクサス初のBEV専用モデルとして、BEV専用プラットフォーム「e-TNGA」や四輪駆動システム「ダイレクト4」の採用などにより、人とクルマが一体となったレクサスならではの乗り味「レクサス・ドライビング・シグネチャー」を追求したという。
デザインは、BEVならではのシームレスな加速感とトルクフルな躍動感を表現。レクサスの特徴である「スピンドルグリル」は、冷却が必要ないBEVの特徴を活かし「スピンドルボディ」という塊感のある造形へと進化させた。
インテリアは、クルマとドライバーが直感的につながり運転に集中できるコックピット思想「タズナ・コンセプト」を採用し、クリーンで開放的なおもてなし空間とし、ラゲッジルーム容量は522Lを確保する。
搭載されるモーターは、最高出力がフロント150kW/リア80kW、最大トルクがフロント266Nm/リア169Nmを発揮。バッテリー容量は71.4kWhで、航続距離は494km(J-WLTCモード)を実現する。
急速充電規格「CHAdeMO」に対応し、電池昇温システムや制御技術の向上により、電池容量維持率は10年後で90%以上を目指すという。
RZでは、最新の先進安全技術「レクサス・セーフティ・システム+」や、高度運転技術「レクサス・チームメイト」も採用。一定条件下でのハンズオフドライブが可能な「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」なども搭載する。
レクサスは今回の発売にあたり、500台限定の特別仕様車であるファースト・エディションも発表。
エクステリアには、専用配色のバイトーンボディカラーや専用のブラック塗装ホイールを採用し、インテリアには、オラージュとブラックの専用配色が施されたほか、専用プレートなどをあしらう。価格は940万円。
レクサスでは今回の発売に合わせ、3月30日よりBEVオーナー専用サービス「レクサス・エレクトリファイド・プログラム」を開始。
BEVコンシェルジュなどのサービスや充電インフラの拡充のほか、バッテリー循環プログラムの構築や、BEVならではのライフスタイルの提案を行なっていくとしている。
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