【シビックタイプR欧州販売終了】が日本に与えるインパクト。新型は登場せずこのまま終了してしまうのか?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 63
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シビックタイプRの欧州販売終了のニュースに対し、一部のユーザーからは「日本でも販売終了になるのか?」という問い合わせもあるといいます。前出の販売店担当者は次のように続けます。
「現時点では、シビックタイプRの国内販売終了について、ホンダから正式に伝えられていることはありません。
欧州と日本では規制内容が異なるため、欧州で販売終了になるからといって、日本でもすぐに販売終了になるということはなさそうです。
ただ、遅かれ早かれ、日本の規制も欧州並みに厳格化していくことは確実です。そうなると、シビックタイプRのようなスポーツモデルが存続していくことは難しいかもしれません。
少なくとも、純ガソリン車のシビックタイプRは現行モデルが最後になると思います。
そういった状況が、シビックタイプRの価値をさらに高めており、中古車市場では新車を上回る価格で販売されているケースが散見されます。欧州での販売終了が明らかになったことで、そうした状況はさらに加速すると思います。
人気があるのは悪いことではないのですが、転売などの問題を考えると、素直によろこべないのも事実です。
販売店にとっては、シビックタイプRが販売終了するかもしれないということよりも、いわゆる『転売ヤー』対策のほうが喫緊の課題かもしれません」
ホンダは「シビック」の次期モデルの生産をアメリカ国内で行う方針を示していることから、シビックというモデル自体の存続はほぼ確定しています。
ただ、シビックタイプRの次期モデルが登場するかどうかは、現時点では明らかにされておらず、現行で終了の可能性もゼロではありません。日本のファンにとっては、一刻も早い受注再開が望まれています。
(終わり)
>>「シビックタイプR アルティメット・エディション」を写真で詳しくチェックする
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(写真:トヨタ、日産、ホンダ)
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