新型ラングラー試乗 見た目だけに惹かれて飛びつくクルマではない
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:FCAジャパン
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新型ラングラーおよびラングラーアンリミテッドの試乗会に参加した。舞台はルビコントレイル。アメリカ・カリフォルニア州レイクタホ近くの過酷なオフロードで知られる峠道だ。峠といってもハチロクやロードスターがドリフトするような舗装路ではなく、未舗装もいいとこの岩がごろごろ転がる上り坂と下り坂の連続。人間ならところどころ手も使って進んでいくようなルートだ。
その歴史は古く、19世紀半ばに同州で金が採れるという噂が広まって採掘者が殺到したゴールドラッシュと関係する。東部から西部の金脈へ到達するにはどうしてもシエラネバダ山脈を超えなくてはならない。ルビコントレイルはそのための峠道だった。今ではオフロード走行愛好家の聖地として親しまれているが、元々は一攫千金を目指し命がけで馬車を往復させたルートなのだ。
そのルビコントレイルとジープ・ラングラーは切っても切れない関係にある。歴代ラングラーはルビコントレイルで開発され、悪路走破性を高めてきたからだ。ラングラーの中で最も悪路走破性が高いモデルは伝統的に「ルビコン」と名付けられるが、それはルビコントレイルをクリアできるクルマという証でもある。
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