【コメント欄で激論】「初代コペンを彷彿」「300万円は超える」「市販化に期待」…「K-OPEN」実車公開の記事が話題

ダイハツ K-OPEN

次期「コペン」はどんな姿になる？

これらのコメント内容に対して、ある業界関係者は次のように話します。

「2023年に開催された『ジャパンモビリティショー2023』では次期コペンと目されていた『ビジョンコペン』が発表されました。

ビジョンコペンは、後輪駆動のFRというパッケージを採用し、初代コペンを踏襲したデザインが特徴で、現在のK-OPENに繋がる要素を多く持っています。一方で、ビジョンコペンは、ボディサイズが一回り大きく、搭載されるエンジンが1300ccであったため、軽自動車規格ではありませんでした。

にもかかわらず、今回発表されたK-OPENが軽自動車規格として発表されたのは、日本のユーザーにとって朗報といえるでしょう。

これらから推測するに、次期コペンは、「ジムニー」と「ジムニーシエラ」のように、日本向けは軽自動車仕様、海外市場向けに乗用車仕様が用意され、グローバル展開することでコストを下げるのではないでしょうか。

いずれにせよ、ビジョンコペンもK-OPENもFRであることは共通しているため、次期コペンはFRになるとみて間違いありません」

現行のコペンは2026年8月末をもって生産終了が発表されており、一区切りを迎えることとなります。

現在、次期コペンに関する公式な発表はありませんが、ダイハツは「再びコペンを世の中に送り出せるように、現在も、さまざまな準備と検討を重ねています。現行モデルに区切りは付いても、挑戦は続きます」と述べており、次期コペンの今後の動向に注目が集まっています。

（終わり）

（写真：ダイハツ、編集部）