【驚きの中古車事情】「サクラ」と「eKクロスEV」が半額～、選び放題の不思議。購入時の注意点は？

三菱 eKクロスEV

中古EV特有のチェックポイントとは

日産でいえばプロパイロット、三菱ではマイパイロットと呼ばれる先進運転支援システムは標準装備ではなく、後付けもできないので、こうした機能が必須であれば、装備の有無をしっかりチェックする必要があります。

普通充電ケーブルが付属していないケースもあります。ケーブルも購入すると数万円になるので、そのあたり有無も確認すべきです。これは、サクラやeKクロスEVに限らず、中古EV特有のチェックポイントといえるかもしれません。

なお、前述したCEV補助金を申請できるのは新車購入時だけなので、中古EVでは補助金は期待できませんが、そのぶん相場が安くなっていると思えば、納得できるのではないでしょうか。

BEVのリセールバリューが厳しい状況はしばらくは続きそうですが、手ごろな価格で低走行・高年式の軽EVを手に入れ、乗りつぶすという使い方を想定しているのであれば、いまは軽BEVを中古で購入するグッドタイミングといえそうです。

一方、もっと安い中古車がいい！ というのであれば処分制限期間後（2026年秋以降）に流通量が増えるまで待つ、というのもアリかもしれません。

（終わり）

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＜写真：日産、三菱＞