【驚きの中古車事情】「サクラ」と「eKクロスEV」が半額~、選び放題の不思議。購入時の注意点は?
掲載 carview! 文:山本 晋也 17
掲載 carview! 文:山本 晋也 17
いま、日本でもっとも売れている電気自動車(EV)といえば、「日産サクラ」/「三菱eKクロスEV」といった軽自動車カテゴリーのモデルといえます。
実際、2022年5月の生産開始か2年半足らずで両モデルの累計生産は10万台を超えているほどです。
いずれも上級グレードは300万円を超えるEVが、これほど作られた(売れている)というのは意外かもしれませんが、事実です。
しかも軽自動車でありますから国内専用ということです。つまり日本には“10万台以上”の軽EVが走っているといえるでしょう。
視点を変えれば、それだけ中古車も増えていると考えられます。
もっともEVについては、よく言われることですが、CEV補助金という政府からの購入補助金(軽EVの場合は最大55万円)については、4年間の処分制限期間があります。
不慮の事故で廃車になった場合などを除き、中古車として転売する際には諸条件に則り、給付された補助金の一部を返さなくてならないのです。
そのためリース購入する場合などは処分制限期間以上であることが必須となっています。
つまり生産開始から3年足らずのサクラやeKクロスEVについては、流通している中古車はそれほど多くない…と想像したくなるのですが、実はそうでもありません。
10月中旬段階でcarview!の中古車検索から流通台数を確認したところ、サクラで735台、eKクロスEVは110台の中古車を見つけることができました。
しかも驚くことに、その価格帯は非常にリーズナブルなものになっているのです。
(次のページで驚きの中古車価格を紹介)
>>日産サクラがBEV国内販売No.1を獲得! 支持される理由は? 購入には注意点も
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