【打倒911】の最新バージョン「メルセデスAMG GT」の“最強”PHEVモデルの乗り味
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 10
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 10
AMG本社工場の周りにはまるでテストコースのような空いたカントリーロードが広がっており、GT63はここで水を得た魚のように俊敏なダイナミックドライブを堪能させてくれた。聞けばAMGは実際にこうした周辺のワインディングロードを使用してハンドリングおよびブレーキなど日常性能のテストを行っているとのことだった。
また数km先にある高速域をテストするアウトバーンでは車高を4cmローダウンして空気抵抗を減らし、さらにリアスポイラーは速度に応じて自動的に5段階にポジションを可変するので常に安定した走行が可能だ。
特にEブーストは、およそ140km/hで2段ギアをもつリアモーターがシフトアップして高速域での追い越し加速をまるで多段式ロケットのようにダイナミックでスムーズなものにしている。
4段階の回生システムも印象的で、最も回生の強いポジションでのドライブフィールはまさにワンペダル感覚。強力なGを伴う回生能力も目覚ましく、タイトなコーナーを3つ回っただけでバッテリーはフルになった。
先進運転支援システムは標準装備だけでもライバルに劣らない機能が充実しているが、その他オプションではアクティブトラフィックジャムアシストやレーンキーピング、さらにはメモリーパークアシストなども用意されている。
トランク容量は182~562リッターで、日常の通勤ドライブでも十分なパフォーマンスも併せもっている。ただしリアシートはあくまで緊急用で、4人乗りを望むならば4ドア版のGTを選択する必要がある。
日本ではこのAMG GT63S Eパフォーマンスは4ドア仕様(3315万円~)だけが販売されているが、今回ドイツで試乗した2+2のパーソナルな雰囲気をもった2ドアGTは一層スポーティな佇まいと性格を持っており、911のライバルとしてはこちらの方が相応しいと感じた。
>>AMG GT EパフォーマンスやAMG GT3 130周年記念モデルを見る
(終わり)
|あわせて読みたい|
>>Sクラス待望のAMGは3000万円超! 最高290kmのスーパー移動体だ!
>>新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
|メルセデスAMG GT(2ドアクーペ)|
>>価格や公式画像を見る
>>みんなの質問を見る
>>中古車情報を見る
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
最新ジープ「ラングラー」に乗って分かった「街中でよく見かける理由」…タフさだけでなく快適性が「普通のクルマ」レベルに達していました
ゴーカートのようなフィーリングは健在!静かで速い「MINI COOPER 3ドア」の電動モデル
アバルト史上最強のアバルト! 新型「アバルト600e」は筋肉質な外観の2バージョンで登場
【スーパーテスト】「BMW M4クーペ コンペティションxDrive」Life Cycle Impulse(フェイスリフト)を受けた新型を徹底テスト!
本気の走り系なら新型「MINI JOHN COOPER WORKS」!ハイパフォーマンスをしっかり主張する元気なスタイリングを採用
えぇ!? まさかの[911]シリーズ初の[ハイブリッドモデル]が出たってマジ!?
ミニ・クーパー3ドア/コンバーチブルのハイパフォーマンスモデルとなる新型「ジョン クーパー ワークス」が日本上陸
最新かつ最良の“ゲレンデヴァーゲン” ルックス不変でも中身は確実進化! 電動化された心臓を積むメルセデス・ベンツ新型「Gクラス」の印象は?
中国ではなくヨーロッパ用に開発された新型プジョー408 そのプラグインハイブリッドとEVモデルの全ての情報!
【特集 比べるワゴン─ジャーマンプレミアム編 (3)】クーペライクなのはルックスだけじゃない「ハイパフォーマンス ワゴン」の世界
V12モデルの「超新星」 アストン マーティン・ヴァンキッシュへ試乗 フェラーリ最大の脅威か?
BMW フルモデルチェンジしたM2クーペ G87型で2代目に
【新ゴツカワ系】女性も安心の最小ジープ「アベンジャー」。ミニの好敵手は予想外にソフトな走り味
439万円でもお買い得!? 新型「セレナ オーテック・スポーツスペック」は上質さと走りのバランスが絶妙だった
【乗り比べ】走って楽しいホンダが帰ってきた! シビック「RS」と「e:HEV」の違いが悩ましい
レクサス「LX」改良で新開発ハイブリッド搭載! 発売は年末以降、オーバートレイル追加で価格も気になる
「クロストレック」最強ハイブリッド登場。トヨタ式HVとスバル4WDの悪魔合体が生む“〇と×”
BMW新型「M5」発売 700psの怪力に最新ハイテクを備えた爆速セダン。約2000万円はバーゲンプライス!?
フィアット「600e」に乗って感じた良い点・悪い点。デザイン・実用性は◎、本命は来春登場のハイブリッド?
【あえて言います】新「ミニクーパー」は乗り心地が歴代最良。エンジン車も悪くないが、断然EVがおススメな理由
新型「1シリーズ」は未来的な内装や質感高めの外装で“映え度”アップ。攻めの日本価格も注目
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!