新型グランドチェロキー 白馬へ長距離テスト
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:篠原 晃一
つい先日こんなことがあった。オリンピック関係だったと思うが、テレビ中継でトヨタ・ランドクルーザーのことをジープと言っていた。紛争地帯のレポートでもそう。GM社のハマーをジープと呼ぶレポーターを観たことがある。
これはジープが“ヨンク”の代名詞であることを意味する。他のモノで言うなら、フリスビーやエレクトーン、ホッチキスなんかもそうだ。これらは一般名詞と思われがちだが、メーカーの商品名である。
もちろん、社会概念として正確に使われなくてはならないが、逆を言えばジープがそれだけ偉大であることを示している。クルマに詳しくない人にとって、背の高いクルマの代名詞はジープなのだ。となると、カイエンあたりを“ポルシェのジープ”なんて言う方もいらっしゃるかもしれない……。
それはともあれ、「グランドチェロキー」である。昨年のマイナーチェンジで顔つきが変わったモデルだ。今回それをロングドライブする機会を得た。都内から高速を使って長野県の白馬村まで走る。現地ではもちろん、雪上ドライブも堪能する。マイナーチェンジの内容はフロントマスクの変更とインテリアのグレードアップ、それとトランスミッションの多段化だ。これまでの5速からZF製の8速ATにスイッチした。
現行型グランドチェロキーについてあまり明るくない方にそのプロフィールを簡単に説明すると、こいつにはメルセデスの技術がおよそ半分くらい入っている。源はもちろんMクラス。フレームの一部と電子デバイス系にその技術が注入された。発表されたのはすでに2社が分離したあとだったが、契約上その開発は遂行され世に出た。その点からもオンロード性能はすごい。オフに長けたジープとオンに長けたメルセデスのいいとこ取りというのがこいつの正体だ。
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