【日本の誇り】スズキは12カ国で4輪シェアNo.1。トヨタとも違う、小さな巨人が世界の“ニッチ”で愛され続ける理由がスゴイ
掲載 carview! 文:大音 安弘 9
掲載 carview! 文:大音 安弘 9
新たな自動車の巨大マーケットとして期待されるインドでは、1983年より現地生産を開始。インドの自動車マーケットの拡大に合わせ生産能力を強化するとともに、顧客のニーズを満たす小型車を中心に展開してきた。
特筆すべきは、販売サービス網を都市部だけでなく、地方にもしっかりと展開してきたことだ。現在は、4000以上の販売拠点と、5000以上のサービス拠点を持つという。
マーケットの成長から、上級車ブランド「NEXA(ネクサ)」を2015年にスタートさせた。さらに、エコカーとなるバイオ燃料を使うCNG車では、インドで約7割のシェアを持つという。
●2024年販売台数:約179万900台。
●マーケットシェア率:41.3%(※2022年度乗用車販売)
■2024年販売トップ3(スズキ車)
・ワゴンR
・エルティガ
・ブレッツァ
■ワゴンR
日本の軽規格のものとはサイズとデザインが異なり、それよりやや大きい5人乗りの小型ハイトワゴン。エンジンは1.0Lと1.2Lを用意。
■エルティガ
1.5Lエンジンを積む3列シート小型ミニバン。MPVとしてはインドNo.1の人気を誇る。スズキブランド車としては上級車となり、ネクサブランドには同車をベースにしたハイエンドモデル「XL6」もある。
■ブレッツァ
全長4mの都市型小型クロスオーバーSUV。FFのみで、1.5Lガソリンエンジンを搭載する。
(次のページに続く)
>>日本では見かけないスズキの海外販売モデルのフォトはここからチェック!
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