「アルファード」の中古車価格の下落に「中国版アルファード」の存在アリ!? 日本導入されたら「ミニバン戦国時代」の幕開けか

ジーカー 009 / ビュイック GL8 / トヨタ ヴェルファイア / デンツァ D9

国内向け増産で新車の供給量が増え、中古車価格が下落中

中古車相場の高騰が続いていたトヨタ「アルファード」ですが、最近ではやや落ち着きを見せつつあります。

新車の供給が改善したことがその直接の要因として挙げられますが、ある業界関係者は「海外市場の需要低迷も、アルファードの相場下落の遠因となっている」と指摘します。

「2023年に発売されたアルファードの現行モデルは、中国や東南アジアにも積極的に展開されています。

ただ、現地における人気は、日本ほど高くないというのが実情のようです。

たとえば、現地メディアの報道によると、2024年の中国およびタイにおけるアルファードの販売台数は、どちらも1万5000台あまりだったようです。一方、同期間の日本では、アルファードはおよそ8万台が販売されています。

こうした結果を見ると、トヨタは海外向けの生産台数を調整し、そのかわりに国内向けを増産した可能性が考えられます。その結果、国内における新車の供給量が増え、中古車相場の下落につながったと予想されます」

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