アテンザ ディーゼル改良モデルに試乗。好印象から一転、課題も見えた
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
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一方で、これまでも定評があったその動力性能の逞しさには、改めて感心をさせられた。特に、前述のように駆動方式の違いからセダンよりも50kg軽いステーションワゴンでは、スタート時のスムーズで強力な蹴り出し感から連続する圧倒的な速さと、新採用技術のG-ベクタリング・コントロールも黒子的に働いているであろう自然で軽快なハンドリング感覚に、改めて「日本が誇る、屈指の快速ワゴン」であることを認識させられることになったものだ。
いわゆるマイナーチェンジのタイミングに捕らわれることなく、新たな技術をためらわず採用することで、昨今のマツダ車のアップデートはライバル各車と比べても、確かにスピーディに行われている印象は受ける。一方で、そんなリファインを受けるベース車両のモデルライフが徐々に後半戦に差し掛かっていることで、新たに手が加えられた際の”伸びしろ”が、少しずつ小さくなりつつあることを実感させられるのもまた事実だ。
車両セグメントの枠を超え、生産工程までを含めたすべてを同様のタイミングで一気に変革させる「一括企画」を特徴とするマツダ方式の場合、時間の経過と共にラインナップ中の複数のモデルが、一斉に陳腐化してしまうというリスクもあるのかも知れない。が、こうした手法を採るからには、おそらくそれも織り込み済みの事柄であるはず。リファインの度に良くなっていくモデルの実力を肌で感じながら、実は次回の「一括企画」が楽しみになっている自分が居たりもするのである。
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