【登場から18年も絶好調】「デリカD:5」が前年比超えの“熱烈支持”のワケ。新型“D:6”も気になるが一部改良控え先延ばし？

デリカD:5

今年マイナーチェンジ予定だが一部グレードは注文可能

別の販売店担当者は、受注に関して次のように話します。

「具体的な日程や情報についてはまだ正式な情報が出ていませんが、今年中にマイナーチェンジが行われる見込みで、それに伴い当店では新規の受付を一時的にストップしています。

しかし、在庫販売や、特定のグレードに関してはまだ受け付けており注文可能です。仮に受注が確定すれば、遅くとも11月までにはお客様の元に納車が完了する予定です」

このように、2007年に登場したデリカD:5は、登場から18年が経った現在でも根強い人気を保ち続けています。

フルモデルチェンジはこれまで一度も行われていないものの、2023年のジャパン・モビリティ・ショーで披露された「D:Xコンセプト」が、次期型となる「デリカD:6」の方向性を示していると注目されています。

コンセプトモデルでは、PHEVの採用や電動4WDの搭載に加え、「環状骨格（リブボーンフレーム）」といった現行モデルのアイデンティティを継承する可能性も示唆されており、三菱らしい個性を色濃く反映した1台になると見られています。

一部ネットでは2026年以降と予想されていますが、今年マイナーチェンジを控えていることを考慮すると、新型の発表は当面先の可能性が濃厚です。

一方では、日産とのアライアンスを背景に、次期「エルグランド」との技術的な共通点にも注目が集まり、ユーザーの期待は今後ますます高まっていきそうです。

（終わり）

（写真：三菱、トヨタ）