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新型NSXは初代NSXの進化型じゃない。サーキット試乗で見えた正体とは?

タイヤのグリップ限界をベクタリングで絞り切る

サーキットの走りをもう少しレポートしておこう。タイヤはサーキットで推奨される「ピレリ P ZERO トロフェオ R」が装備されていた。純正装着タイヤの「コンチネンタル スポーツコンタクト 5P」では、サーキットでのモーター・ベクタリングを活かし切るグリップ性能が足りないのかもしれない。逆に言うと、NSXはロードカーとしての快適性にもこだわっており、スーパースポーツを日常的に使うアメリカのニーズに合わせている。

フロントタイヤが限界に近づくとアンダーステア傾向を示すが、外側のタイヤにモータートルクを与えて旋回モーメントを発生させるので、まるで乾いた雑巾を絞るようなイメージでタイヤが酷使されてしまう。コンチネンタルの剛性ではマッチしなかったのだ。理想を言えば、快適性能と運動性能を両立したタイヤでサーキットも走れるように開発して欲しかった。タイヤを替える必要があるという点は少し理解に苦しむ。結局、モーター・ベクタリングの使い方がまだこなれていないのかもしれないと腹に落としておくが、車体やサスペンションの基本性能をもっと高める必要もありそうだ。

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