【デビューから28年】販売現場が語る、エコカーの代名詞「プリウス」がいまなお高い人気を維持する理由
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 50
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 50
また、前出の販売店担当者は、現在のプリウスの販売状況について次のように話します。
「多くのお客様に選ばれているのは標準グレードの『G(HEV)』です。
アダプティブハイビームや一部の先進運転支援機能、『アドバンスト パーク』やステアリングヒーターといった魅力的な装備は省かれるものの、基本的な装備が充実しつつ車両価格を抑えられる『G(HEV)』を選ばれる方が多い印象ですね。
ただ、『Z(HEV)』はすべてのボディカラーが選択可能ですが、『G(HEV)』ではレッドとブルーが選べません。
プリウスはレッドも人気色のため、外観にこだわるお客様や、メーカーオプションを細かく追加したいお客様には、最初から『Z(HEV)』を選択されるケースもあります。
発売当初は注文が殺到し、納期が最長で2年程度かかっていた時期もありましたが、現在では生産体制が安定し、グレードに差はなくおおよそ4か月程度で納車可能です。ですので8月ごろまでにご注文いただければ、年内の納車も十分に可能な状況です」
生産体制の改善により、安定した納期も販売台数を維持する理由なのかもしれません。
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