サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > クルマは速けりゃいいってものでもない。かつて流行った“シグナルGP”には参戦しなかった2代目「プレリュード」

ここから本文です

クルマは速けりゃいいってものでもない。かつて流行った“シグナルGP”には参戦しなかった2代目「プレリュード」

快適装備満載だったが走りはマイルド

プレリュードはスタイリングだけのクルマではなかった。パッケージングや装備も吟味されていた。

低いノーズは絶好の視界をもたらし、運転のしやすさは最高。2+2レイアウトの室内は、後席も実用的なスペースを確保していた。多少無理をすれば4人での長距離クルーズも苦痛ではなかった。1台でファーストカーとして使えたのだ。

装備も豪華。電動ガラスサンルーフ、オートクルーズ、パワーウィンドウ、高機能オーディオなど、スペシャルティカーに期待される快適装備はすべて標準装備だった。

当時はまだスポーティ=スパルタンの図式が残っていた。そのなかにあってプレリュード(そしてソアラ)は、スタイリッシュで快適な新しいモータリングの世界、すなわちスペシャルティカーの魅力を力強く示した。

スペシャルティカーの新たなスタンダードを築いたのだ。そこが新鮮であり、ホンダのクルマ作りにユーザーは熱狂した。

プレリュードのささいな弱点は、そのパフォーマンスにあった。パワーユニットは1気筒当たり吸気2バルブ、排気1バルブの3バルブ構造を持つSOHC 12Vで、2基のCVキャブレターを組み合わせていた。

パワースペックは、125ps/5800rpm(ATは120ps)。ホンダユニットらしい軽快な吹き上がりを持ち、ほとんどロールを感じさせないサスペンション設定もあって、俊敏な印象の走り味に仕上げていた。

しかし、絶対的なパフォーマンスはクラス平均レベルでしかなかった。MT仕様で0-400m加速タイムは17秒台後半、AT車では18秒台半ばというのが実測値だった。

ターボやツインカムの強力ユニットを搭載したライバルと比較すると、明らかにパフォーマンスはマイルドだった。

(次のページに続く)

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

618 . 0万円 648 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59 . 0万円 699 . 0万円

中古車を検索
ホンダ プレリュードの買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2025/5/20 07:06

    違反報告

    ドイツ車にオカマ掘られて、
    代車がプレリュードのオートマチックでした。
    修理に出した自分のマニュアル車の方が本気で走れば速いのですが、
    何となく走っても速い車でした。
    基本的には凄く良い車だと思います。
  • 2025/5/20 08:20

    違反報告

    当時、信号でアクセルふかしてGO!
    ってなったのはターボとDOHCか、スカG改だったからプレリュードは傍観側でしょう。
  • 2025/5/20 07:45

    違反報告

    信号が青になって普通に発進した
    数秒後何か違和感を覚えて右を見たら
    ワンボックス車が並走していた
    どうも俺を追い越そうとしてるらしいのだが
    ポン骨らしくアクセル全開でも抜けないらしい
    グラサンの親父は何度もこっちをチラ見してる
    こっちの二つのタービンはまだ仕事してなく
    一踏みすればチギれるんだが、はてどうしたものか
    もう一度右を見たら助手席に子供が2人いて
    こっちをつぶらな瞳で見てる
    その顔が、パパがんばれ!って表情に見えて
    可哀想に思えた俺は思わずアクセルを抜いた
    オッサンは派手に黒煙を撒き散らしながら
    漢の生き様を見せつけながら走り去って行った
    小鉄が親子連れの猫にわざと負けてやった気持ちが
    心底分かった春の午後だった

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン